【5回京都】ディープサウス…小平奈由木の注目新馬レポート

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注目の新馬【5回京都】ディープサウス

ディープサウス
(牝2、栗東・松永幹厩舎)
父:ディープインパクト
母:ストレイトフロムテキサス
母父:Judge T C

2世代目がさらにスケールアップし、ジェンティルドンナによる牝馬3冠だけでなく、ディープブリランテでダービー制覇を果たしたディープインパクトが父。2歳勢も次々に勝ち上がり、早くも総合リーディングの座を確実なものにしている。

母ストレイトフロムテキサス(その父ジャッジティーシー)は米G2・ナッソーSなど8勝をマーク。同馬の半姉にクロフォード(現2勝、新潟2歳S3着)、テキサスルビー(1勝)がいる。セレクトセール(1歳)にて4000万円で落札された。

ノーザンファーム空港で順調に体力強化が図られたうえ、NFしがらきを経由して栗東へ。早速、9月27日のゲート試験をパスした。丁寧に仕上げるステーブルらしく、坂路での15-15を含めて先週までに11本のタイムをマーク。しっかり動ける態勢が整った。前述の姉2頭もデビュー勝ちしているように、初戦向きの血統でもある。。

11月10日(土)、京都の芝1600mに向う。福永祐一騎手に依頼している。



小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
清水成駿氏の公式サイト「SUPER SELECTION」に毎週連載中の「トレセン尋ね人」や、月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判になっている。