【京王杯2歳S】ヴァンフレーシュ「スピードを生かすレースを」

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7日、土曜東京11レース・京王杯2歳ステークス(G2)の追い切りが美浦トレセンで行われた。


前走、カンナステークス1着のヴァンフレーシュ(牝2、美浦・高橋文厩舎)は、メンディザバル騎手を背に坂路コースで追われ、5F51.8-38.1-25.5-13.0をマークした。

【メンディザバル騎手のコメント】
「ここ2戦続けて極端な競馬をしていましたし、ゲートもナーバスになるので、乗りにくさがある馬かと思っていましたが、追い切りに乗ってみたら、とてもコントロールしやすい馬でした。今日は坂路単走でやりましたけど、前をゆっくり走っている馬を避けるときも問題ありませんでした。
何より、すごくスピードがあります。ここ2戦のような極端な競馬ではなく、馬をリラックスさせてスピードを生かすレースをしたいですね」


前走、いちょうステークス8着のコスモシルバード(牡2、美浦・高橋祥厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.4-38.1-24.9-12.1をマークした。

【高橋祥泰調教師のコメント】
「前走は、外めから上手く流れ過ぎてメリハリがない走りになってしまいました。直線で追い出してからも、思ったほど味がありませんでしたね。それでも、心配していた初めての当日輸送での競馬をクリアしてくれましたし、上手くいった部分もありました。
レース後は順調にきていますよ。前走は腹目が少し太く感じましたけど、今回はマイナス体重での出走になると思います。ソエの状態も、札幌の頃や前走と比べて良くなってきています。今日の追い切りは坂路でやりましたけど、すごく落ち着きがあって、良い雰囲気でした。
函館、札幌では小回りコースで前が詰まって、前が開いてからシュッと伸びてきましたけど、そういう切れ味を自分の中でコントロールして使えれば、と思います。トビが大きな馬なので、東京コースも合うはずだと思っています」