【マイルCS】リアルインパクト「いつもと違う調教メニューをやってきた」

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14日、日曜京都11レース・マイルチャンピオンシップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、毎日王冠4着のリアルインパクト牡4、美浦・堀厩舎)は、ムーア騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F65.4-50.1-37.1-12.9をマークした。

【堀宣行調教師のコメント】
「前走は難しい流れのなかで、良い位置で競馬が出来たと思います。それだけに、最後は勝ち馬に詰め寄る場面があっても良かったかな、という思いもありました。
レース後はノーザンファームしがらきへ放牧に出しました。最近は馬の気持ちに慣れがあるので、気持ちをフレッシュにするため、早めに帰厩させたり、いつもと違う調教メニューをやってきました。
精神的に慣れ過ぎているので、今日の追い切りも少し強めにやりました。追い切りに乗ったムーア騎手もこの馬のことを掴んでくれたと思いますし、復活のキッカケになってくれれば、と思います。
これまで悪い状態ではなかったのに、関西で結果が出ていないことから、仮定として、2日前に輸送をすると環境に慣れてしまって緊張感がなくなるのではないかと考え、今回は前日輸送をする予定です。渋滞があって、2日前に移動するより1時間以上かかるかもしれませんが、それを分かったうえでやってみようと思っています。
その分、輸送の負担を減らすためにボディースーツも試してみます。今年の春は体調が下降気味で、調教をしっかり出来ませんでしたが、夏を越えて徐々に良くなってきて、今は調教もしっかり出来ているので、違った姿を見せられるのではないか、と思っています」