【マイルCS】シルポート「下が渋ったらプラスになる」

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18日(日)に行われるマイルCS(G1)に出走予定のシルポート(牡7、栗東・西園厩舎)を管理する西園正都調教師の共同会見(14日)は以下の通り。

-:今日の最終追い切りでは坂路で53秒2、ラストは12秒6というタイムでした。動きはどうだったのでしょうか?

西園正都調教師:初めて川田騎手が跨るので、結構単走でも動きますので、サッと乗ってきてこの馬の走りを十分感じてくれという指示だったので、その通りの調教が出来たと思います。

-:今回で叩き3走目となります。

西:そうですね、叩きながら良くなってきて、状態としてはこの3走で一番良いと思います。

-:レースのポイントとしては前半のペースではないかなと思いまずが、どれぐらいのペースが理想だとお考えですか?

西:前走の天皇賞は通過ラップが1分32秒というところで。今度はマイルのG1ですので、前走ぐらいのラップで行かないとハナへは行けないと思いますので、同じようなラップを刻んで行くとは思います。

-:マイラーズカップで同じコースで優勝されてますけど、その時の前半が34秒3、やはりこれぐらいのタイムがひとつの目安という感じになるのでしょうか?

西:そうですね、それぐらいで行けると最後まで粘れると思いますけど。まあG1なので、G2とはメンバーも違いますので、そこまで楽に行かせてくれるかなという気持ちはあります。

-:道中は後続を少し離すのが理想の形ですか?

西:そうですね、そのほうが気分良く走りますので。あとは展開しだいということで。

-:これまで雨で渋った馬場を得意としていますね。

西:下が渋ったら他の馬が気にする分、前に行きますのでプラスにはなると思います。

-:この馬の思い切った逃げ、ファンも多いと思います。この馬に関しての意気込みをお願いします。

西:ケレン味のないシッカリした逃げをしますので、この馬の特徴を生かして、この馬らしい競馬をさせたいと思います。