サンカルロ半弟ヘルデンテノールが人気に応える…東京新馬

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12年11月17日(土)、5回東京5日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1800m)が行なわれ、吉田 豊騎手騎乗の1番人気・ヘルデンテノールが優勝。勝ちタイムは1.50.0(良)。

2着には3/4馬身差で5番人気・ツクバインドラ(牡2、美浦・戸田厩舎)、3着には3番人気・ヒカルデザイアー(牡2、美浦・武藤厩舎)が続いて入線した。

勝ったヘルデンテノールは、同じ大久洋厩舎で日曜のマイルCSにも出走するサンカルロ(父シンボリクリスエス)の半弟。馬主は有限会社 社台レースホース、生産者は白老の(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「オペラで英雄的な役どころを演じる歌手」。社台サラブレッドクラブでの募集総額は6000万円。

1着 ヘルデンテノール(吉田豊騎手)
「ゲート練習でもフザけて出ませんでしたし、流れに乗れないかと思っていましたが、スムーズに前を見ながら運べましたし、思っていた以上に上手く競馬が出来ました。早めに向正面から出せましたし、あとは調教と同じくらい動けました。トモがハマり切っていないのにこれだけやれるんですから、しっかりしてくれば更にやれると思います。少しテンションが上がってきそうな感じもするので、上手く調整していけるといいですね」

2着 ツクバインドラ(岩田騎手)
「素直な良い馬ですし、素質を感じます。叩いて良くなりそうな感じがするので、この後無事ならいいのですが…」

3着 ヒカルデザイアー(ムーア騎手)
「返し馬から物見が激しかったし、道中も物見をしながら走っていました。それでも最後はしっかり走っていましたし、次は良くなるだろうと思います」

4着 トーセンターキー(内田博騎手)
「調教で激しい面を見せていたので、かからないように大事に乗りました。まだ直線も集中していませんでしたが、次に繋がる競馬は出来たと思います」

5着 ブラマンジェ(蛯名騎手)
「まずまず流れに乗れて、良い感じのレースが出来ました。まだ体に緩さもあって切れない感じですけど、使いながら良くなってくると思います」

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ヘルデンテノール
(牡2、美浦・大久洋厩舎)
父:ディープインパクト
母:ディーバ
母父:Crafty Prospector



写真:武田明彦

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