【東京スポーツ杯2歳S】コディーノ「順調にいってほしい」

トピックス

新馬、札幌2歳Sと2連勝中だったコディーノは、初めての左回りを苦にすることなく、スタートからほどなく4番手を追走。
終始、余裕の手応えで直線に差し掛かると、一旦は周囲が壁になるシーンも。しかし、ベテランは慌てず騒がずのレース運びで、開いたスペースを一気に衝くと、最後は圧巻の瞬発力をみせ1.3/4馬身差の快勝をみせた。

「強いですね。直線で進路を探すのが大変でしたけど、引っ張り切りだったので、少しでも開けば抜けられると思っていました。初めての競馬場なので、早めに前が開いて抜け出してしまうより良かったです。
重賞ですから最後に伸びてくる馬がいるのは分かっていましたけど、馬に余裕がありましたし、見せムチだけで十分でした。夏場に比べて、馬がだいぶしっかりしてきました。今朝も朝乗りが出来ましたし、早起きして良かったです。まだ伸びシロも無限大だと思いますし、楽しみです。まだクラシックは先ですが、今日でコディーノの力は分かってもらえたと思いますし、この先も順調にいってほしいです」と横山典弘騎手も納得の表情で、パートナーに最大限の賛辞を送った。

これで無傷3連勝で、同世代の中では重賞2勝に一番乗り。今後は状態を見極めてから、次走は決定されるが、2着にも同厩のレッドレイヴンが大外枠から食い込み。
幾多の名馬を手がけてきた藤沢和雄厩舎が、名門復活を印象づける一戦となった。