【JC】オルフェーヴル最終追い 悪癖みせるも「勝つためにしっかり…」

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25日(日)に行われるジャパンカップ(G1)に出走予定のオルフェーヴル(牡4、栗東・池江厩舎)をに騎乗する池添謙一騎手の共同会見(21日)は以下の通り。

-:JCに向けまして、池添騎手にうかがってまいります。11月25日、一週前の追い切りで久々にオルフェーヴルに騎乗されたと思いますが、その感触から教えてください。

池添謙一騎手:宝塚記念以来、跨ったんですけれど、一週前ですし、先生からは「最後、一頭になってから、しっかり気合いをつけるようやってくれ」と言われていました。動きに関しては良かったと感じました。

-:その時点で臨戦態勢は固まってきたという印象は感じられましたか?

池:そうですね。僕は宝塚以来なので、そのレースとの比較で、前回との比較はできませんけれども、乗ったらいい雰囲気は感じましたので、順調に行ってくれればとは感じました。

-:春のころと比べて、オルフェーヴルの感触で感じられる部分があれば、教えてください。

池:特に何が変わったというのはないですけれど、宝塚の時の状態は、調子を上げて行く段階での宝塚だったので、それに比べれば、状態はいいと思いましたし、十分かと思いました。

-:それを受けてのきょうの追い切りですが、併せ馬とのことでした。先生からはどんな指示があったのでしょうか(坂路4F53.2-39.2-25.5-12.9)?

池:先週と同様、「最後1F、1頭になったところで、それなりにやっておいてくれ」とはいわれました。

-:その動きの評価もお願いいたします。

池:息遣いとかはね、先週よりもよくなっていますし、走りもいい意味で変わらずというか、いい感触でした。ちょっと山(坂路)が重たい状態だったので、目だった時計ではないですけれども、それでも、最後まで踏ん張っていましたし、この馬に関しては、いい状態というよりも、普通であれば、いいのかと思いますけれどね。

-:この馬はやんちゃな面もあるとは思いますが、その部分、春と比較してはどうでしょうか?

池:性格的なものだと思いますし、そういうことは人間も一緒で、いきなり変わるものではないですからね。きょう、一頭になって、左に行ってから右にふらつく場面もありましたが、この馬なので、という感じで、あまり心配はしていません。

-:今回のジャパンカップですが、日本というホスト国のエースとして向かわれます。そのお気持ちはいかがでしょうか?

池:もう、誰もが知っている馬ですし、その馬に乗れるというのは、騎手として光栄なことですし、しっかり乗られなければいけないという気持ちは持っています。

-:今回のジャパンカップ、オルフェーヴルにとってはリスタートの重要なレースだと思いますが、さまざまな思いもあると思います。池添騎手からも一言意気込みをお願いできますでしょうか?

池:もう、勝つためにしっかり乗るだけだと思うので、応援してほしいと思います。