【JC】ダークシャドウ「何とか距離もこなしてくれれば」

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21日、日曜東京11レース・ジャパンカップ(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、天皇賞秋4着のダークシャドウ(牡5、美浦・堀厩舎)は、M.デムーロ騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.7-52.9-38.1-12.7をマークした。

【堀宣行調教師のコメント】
「先週までにある程度出来ていますし、今日の追い切りは呼吸を整える程度の内容でした。気を抜かせないように、4コーナーを回ってから前を捕えて抜け出すというところまではやりました。併せるポイントが考えていたよりも遅くなりましたが、全体としては十分な内容だったと思います。 ジョッキーも良い感触を掴んでくれたようです。
前走は、この馬にとって一番適性があると思って狙っていたレースだったので、4着という結果は悔しかったです。弱点である移動による馬体減を意識して調整しましたけど、最近では山元トレセンへの移動も問題なくなっていますし、それが天皇賞でのプラス体重に出たかと思います。先週の時点で、前走よりも10キロちかく減っていますし、競馬でもそのぐらいで行ければと思います。
距離2000を越えると終いの切れが鈍るかと思いますが、得意の東京ですし、体もシャープにしているので、何とか2400もこなしてくれれば、と思っています。強いメンバーが揃っていますが、自分の競馬をしていくだけです。
流れの中で上手い位置取りをすることと、仕掛けのポイントが大事だと思っています。良い競馬を見せて盛り上げていけるように、スタッフ一同頑張ります」

【M.デムーロ騎手のコメント】
「初めて乗りましたけど、見た目も良いですし、5歳なので、何をすればいいか馬が分かっていますね。今日の追い切りは、先週にしっかりやっているので、強くならない程度に乗ってほしいという指示でした。ゴール前の反応も速く、動きも良かったです。とても良いコンディションですよ。
ジャパンカップの週に騎乗出来るようになっても、エイシンフラッシュはルメール騎手とのコンビが決まっていましたし、乗る馬がいないのでガッカリしていましたが、良い馬に乗せてもらえるチャンスがきたので嬉しく思っています。良いレースをしたいです」


追い切りの手応えを語るミルコ・デムーロ騎手