【JC】岩田騎手 必勝宣言「勝つことしか思い浮かびません」

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25日(日)に行われるジャパンカップ(G1)に出走予定のジェンティルドンナ(牝3、栗東・石坂厩舎)に騎乗する岩田康誠騎手の共同会見(21日)は以下の通り。

-:3冠達成の秋華賞、非常にヘビーなレースでしたけど、改めて振り返ってどのような印象をお持ちですか?

岩田康誠騎手:達成できて非常に良かったです。まあ、直線だけの競馬だったので、疲れもなく、息も上がってない状態だったので、すごく安心しました。

-:接戦ではありましたが、着差以上に強い内容だったと見てよろしいですかね?

岩:そうですね。ホントに脚を使ったのが2ハロンだけだったので。写真撮るときも全然息が上がってないからね。ホントに楽な競馬だったなと思います。

-:3冠という一つの大きな節目を達成されましたけれども、岩田ジョッキーの中でも気持ちの上でひと段落というか、そういった何か変化はございましたか?

岩:そうですね。3冠がかかったすごい大事なレースだったんですが、まあ次に向けて、大きな舞台への階段を一段上ったんじゃないかなと思います。

-:その次の舞台に向けまして、1週前追い切りに岩田ジョッキー、騎乗されていましたけれども、このときは先生からどういった追い切りをしようという、何かお話はあったんですか?

岩:1週前なんで、結構負担をかけるということを言われたんですが、時計的には54秒4で、ちょっと1秒くらい遅かったんですが、ホントに無理せず駆け上がってくれたんで、いい反応もしましたし、これで整ったなと思います。

-:先週あたり、追い切りを終えて、坂を駆け上がったあとの息の入りなど、感じたものがありましたら教えてください。

岩:ラスト1ハロンはホントにいい雰囲気で上がってきてくれたんで……。秋華賞から日にちもあんまりないんで、息を整えるくらいの調整だけでいいと思います。

-:今回はジャパンカップの舞台。古馬勢は57キロ、そしてこの馬は53キロで臨みます。この4キロの差、岩田ジョッキーの中ではどうお考えでしょう?

岩:東京競馬場の2400mという最高の舞台でね、オルフェーヴルと戦えるということは本当に光栄なことで、自分自身、挑戦者の気持ちで立ち向かっていけますし、その4キロ差ということを考えると、これがバケモノに勝てる最大のチャンスだと思います。

-:それにしてもこの馬、どんなレースでもできます。こういった素晴らしいメンバーの中で、この馬の良さをどういう形で生かしていこうとか、現在、思い描いているものがあれば教えてください。

岩:勝つことしか思い浮かびません。

-:ジャパンカップと言いますと、これまで岩田さんは2度制しています。今回は3歳牝馬で臨みますけれども、今回のジャパンカップにこのジェンティルドンナとともに臨む想い、最後にファンの皆さんに伝えて頂けますでしょうか?

岩:三冠を達成した3歳牝馬で挑戦することは、歴史的なことですし、勝つだけの力はあると思います。何とかいいレースを、いいパフォーマンスを見せられると思うので、是非、ジェンティルの応援をよろしくお願いします。