【JC】トーセンジョーダンに池江師「まだ全力で走っていない」

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25日(日)に行われるジャパンカップ(G1)に出走予定のトーセンジョーダン(牡6、栗東・池江厩舎)を管理する池江泰寿調教師の共同会見(21日)は以下の通り。

-:昨年と違う臨戦過程での天皇賞であの結果、改めていかがですか。

池江泰寿調教師:もちろん休養期間が入ったので仕上がり途上だったというのもあるのですが、やはり裂蹄をしっかり治療してもらったのですが、違和感みたいなものを感じて、なかなか自分のパフォーマンスを引き出せない、ジョーダン自身がもがいているなという感じですね。

-:しかし、久々を使われた分の上積み、この点に関してはいかがでしょう。

池:中身的な上積みは求められるのですが、やはり先週にしても今日の追い切りにしてもまだこう気にしていると。慣れてくれれば問題ないのかもしれないですが、その辺がやっぱり気がかりですね。

-:先週15日のCWはトーセンレーヴとの併せ馬だったのですが、その時の評価というのは、動きそのものはいかがでした?

池:やはりまだ全力で走っていないという感じがしますね、まだ。今週は少しマシになってきたので段々慣れてきているのではないかと思います。

-:今週の追い切りを含めての状態そのものですね。どう見ていらっしゃいますか?

池:そうですね、爪や鉄の部分を除けばフィジカル的なものは何ら問題ないのですが、一番重要な脚元に若干違和感を持っているところがありますので、今日の追い切りは先週より随分慣れたような感じでしたので、これで本番までに更に慣れてくれると思います。もう少し馬場も軟らかくなってくれればいいかもしれないですね。

-:この馬も昨年のJCで2着と非常に地力がある馬です。一体どういったパフォーマンスを期待しているか、お願いできますか。

池:もちろん去年以上の着順を求めていますし、そうなってほしいと思っております。


追い切りではトーセンレーヴと併せ馬を敢行