天皇賞(春)を制したヒルノダムールが抹消、種牡馬に

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昨年の天皇賞(春)(G1)の勝ち馬・ヒルノダムール(牡5、栗東・昆厩舎)は、11月21日(水)付けで競走馬登録を抹消したことが発表された。

ヒルノダムールはヴィクトワールピサ、ローズキングダムらと同世代にデビュー。3歳時は皐月賞でヴィクトワールピサの2着に好走。
能力の高さを示しながらも、勝ち身に遅い面もあったが、4歳春の大阪杯をレコードで重賞初制覇すると、天皇賞(春)を連勝で初のG1制覇を達成した。
その秋には凱旋門賞へ挑戦し、前哨戦のフォワ賞では2着に好走。今夏の札幌記念では3着にも入っていたが、屈腱炎のため現役を断念した。今後は北海道日高郡新ひだか町のアロースタッドで種牡馬となる予定。

馬主は蛭川正文氏、生産者は新ひだかの橋本牧場。馬名の意味由来は「冠名+愛(仏)」。
JRA通算成績獲得賞金は3億9560.9万円(付加賞含む)。JRA以外の通算成績獲得賞金は310万7300円。

ヒルノダムール
(牡5、栗東・昆厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:シェアエレガンス
母父:ラムタラ
通算成績:21戦4勝
重賞勝利:
11年天皇賞(春)(G1)
11年産経大阪杯(G2)