マウントシャスタ全弟・カミノタサハラが2馬身差快勝…東京新馬

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12年11月25日(日)、5回東京8日目4Rでサラ系2歳新馬(芝2000m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の2番人気・カミノタサハラが優勝。勝ちタイムは2:03.3(良)。

2着には2馬身差で3番人気・ロンギングゴールド(牡2、美浦・勢司厩舎)、3着には1番人気・フルグラン(牡2、美浦・萩原厩舎)が続いて入線した。

勝ったカミノタサハラは全兄が今年の神戸新聞杯で3着、宝塚記念で5着のマウントシャスタ、半兄にレパードS勝ちのボレアスがいる血統。 馬主は金子真人ホールディングス 株式会社、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「カリフォルニアにある通りの名」。

1着 カミノタサハラ(蛯名騎手)
「まだ背腰がしっかりしていないので、調教時のチップでの走りはもうひとつでしたが、ディープ産駒らしい軽い走りをするので、実戦で芝になれば変わってくれるのではないかと思っていました。その通り、変わってくれましたね。ゲート練習もなかなか合格しませんでしたが、今日は上手く出てくれました。気性がおっとりしているのがいいですね。今後、心身のバランス良く成長してくれればと思います」

2着 ロンギングゴールド(デムーロ騎手)
「スタートを伸び上がる形で出ました。道中はフラフラしていましたが、最後は凄い脚を使ってくれました。良い闘争心がありますし、走る馬ですよ」

3着 フルグラン(スミヨン騎手)
「ペースが遅かったし、他の馬が行かなかったので、ハナに立つ形になりました。それでもかからずに行けましたが、この馬の力を出すには、馬の後ろに入れて溜める競馬が合っていると思います」

4着 ゼンノゼフィロス(武豊騎手)
「稽古のときもそうでしたが、ちょっとワンペースな感じですね。最後までバテてはいませんよ」

5着 エクスブルグ(西園調教師)
「バクシンオー産駒ですが、ノンビリした気性なのでこの距離から使い出しました。道中はかかることなく上手に走っていましたし、初戦としては良い内容だったと思います」

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カミノタサハラ
(牡2、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ


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