【JCダート】イジゲン鞍上も絶賛「前走の走りは衝撃的」

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28日、日曜阪神11レース・ジャパンカップダート(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、武蔵野ステークス1着のイジゲン(牡3、美浦・堀厩舎)は、ムーア騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.1-52.6-38.5-12.8をマークした。

【堀宣行調教師のコメント】
「前走は、ペースが緩んだときに上がっていってくれたジョッキーの判断に助けられたレースでした。中間も出来る限りジョッキーに乗ってもらって、馬とのコミュニケーション取ってもらってきました。
今日の追い切りは、折り合いの確認と、競馬での反応が鋭すぎるところがあるので、その確認をしました。先導役をつけて予定通りの調教が出来ました。調教時計はもっと出せますが、まだ成長段階なので今日くらいの時計でいいと思います。前向きな性格の馬で、最後までハミを取って走っているときは好調ですね。
ゲート練習を積んできましたが、今日も、より本番に近いシチュエーションを作って練習してきました。馬は夏から秋にかけて大きな変化は見られませんが、ジワジワ成長している感じです。
春の遠征時に大きな馬体減もなかったので、輸送で特別なことをする予定はありません。やってみないと分かりませんが、距離は良いと思いますし、適性はあると思います。とにかくゲートをスムーズに出てほしいですね。まだまだ課題も多く、成長途上の段階でG1の舞台に辿り着いた感じはありますが、能力を発揮出来るように調整していきたいです」

【ムーア騎手のコメント】
「今日の追い切りは、スムーズに反応してよく動けていましたし、良い内容でした。前走と同じくらいのコンディションだと思います。前走は、原因という原因はありませんでしたが出遅れてしまったので、今回は出遅れないように走らせたいです。
今回は前走より1ハロン延びるだけですし、小回りコースなので対応出来ると思います。前走の走りは衝撃的で、感激しました。能力が高くスピードのある馬なので期待しています」




堀宣行調教師(左)と打ち合わせるライアン・ムーア騎手