【JCダート】アキュート和田騎手「やることはシンプル」

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12月2日(日)に行われるJCダート(G1)に出走予定のワンダーアキュート(牡6、栗東・佐藤正雄厩舎)に騎乗する和田竜二騎手の共同会見(28日)は以下の通り。

-:まず、前走のJBCクラシックの5馬身差圧勝劇。簡単に振り返ってください。

和田竜二騎手:休み明けでしたので半信半疑なところがあったんですが、本来のあの馬の走りをしてくれたと。勝った事も嬉しかったですけど、良い頃の走りが戻ってきたかと思います。

-:元々は叩いて良くなってくるタイプと言われていましたけど、休み明けで素晴らしい競馬をされました。

和:状態的にはすごく上がって来ていたので、普通に走れればと思っていたのですけど、思った以上に頑張ってくれました。

-:念願の交流G1初制覇ですね。

和:そうですね、ずっと惜しいところまで来ていた馬なのでスッキリ勝てて良かったと思います。

-:その後、先週の1週前の調教にも騎乗されました。

和:この前の競馬から間が詰まってますので、先週は息を整える程度でした。

-:いよいよ今週は最終調教だったのですが、佐藤調教師のほうから何か狙いと言うのは伺っていたのでしょうか?

和:そんなに詳しい指示はありませんでしたが、6ハロンから行って、そんなに強い調教もいらないと思ったので、終いだけ伸ばしといてという感じで。

-:その今日の追い切りの感触なのですが、和田騎手自身、どんなふうに掴んでいますか?

和:そうですね、いつもどおりの動きだと思いますし、一杯に追っておきましたけど、とてもスムーズで良い動きだったと思います。

-:前走のJBCの前と比べてどんな感じでしょうか?

和:相変わらず良い状態だったと思います。特に馬も苦しいところもないですし。

-:高いレベルで好調キープと見てよろしいでしょうか?

和:そうですね。具合的には良いと思います。

-:1年前にも出走して、スタートで後手を踏んでしまいました。

和:去年はスムーズに競馬をできなかったので。力は信頼していましたけど、あの馬本来の競馬では無かったので悔しい負け方でしたし、力を出し切りいつものあの馬の競馬をしたいと思います。

-:3歳からコンビを組み共に歩んできました。強くなってきた過程というのはどのように掴んでいますか?成長の手応えとは?

和:3歳の頃からもう一流の走りをしていましたので。地方のG1とか何回か使って精神的に強くなった部分もありますし。それでも当日イレ込んだりするんですけど、まあ、そんなに変わり無く中身は少しづつ成長してきたかなと言う感じです。前走の走りがすごく良い頃の走りだと思いますので、また前走ぐらいのパフォーマンスができればなと思います。

-:良い状態でG1を迎えられそうですね。

和:そうですね、やっぱり叩き良化型だと思いますので、次もしっかり走れると信じて乗ります。

-:前走よりもまた強豪がたくさん出走するG1です。勝負のポイントはどう見てらっしゃいますか?

和:本当に強い馬がたくさんいますので、一瞬のアヤで勝負が決まってしまうと思いますので、いかにスムーズに競馬ができるかが課題だと思います。

-:ではレースに向けて豊富をお願いします。

和:今年はホントに力を出し切れるように、ゲートからゴールまでスムーズに競馬してあげたいなと思いますし、やることはシンプルなので自分の競馬をして結果がついてきたらいいなと思います。

-:素晴らしい結果が出ますよう祈っています。

和:ハイ。頑張ります。

前走・JBCクラシックでは5馬身差圧勝のワンダーアキュート