【JCダート】ローマンレジェンド「大一番へ100%」

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25日(日)に行われるジャパンカップダート(G1)に出走予定のローマンレジェンド(牡4、栗東・藤原英厩舎)を管理する藤原英昭調教師の共同会見(28日)は以下の通り。

-:先生おはようございます。

藤原英昭調教師:おはようございます。

-:ダートは本当に強く、今6連勝中です。

藤:そうですね、本当に素質は感じていたんでね、何とかジャパンカップダートに出走させようという計画でここまで来て、本当に順調に来てくれましたね。

-:前走もけっこう時計の勝負になったんですが、見事に克服してG3連勝ですね。

藤:そうですね、やはり北海道でね、重賞でエスポワールシチーを負かして、ちょっと疲れはあったんですけど、うまくリフレッシュして、今回のレースの叩きとしてしっかり勝ってくれたことは、すごく重要だったと思います。

-:みやこSの前には、先生は「次の目標があるんでそれを見据えての仕上げだ」というふうにおっしゃっていました。

藤:そうですね、先ほども言ったように、本当にジャパンカップダートが最大の目標なんでね、それに合わせて常にやってましたから、良かったですね。

-:その目標レースがやってきました。今週の追い切り、どんな狙いがあったんでしょうか?

藤:ちょっと岩田Jがね、騎乗停止で乗れなくなって残念だったんですけれども、まあその分、うちと相性のいいミルコ・デムーロに乗ってもらって。やはり初めて乗るんで、折り合い重視で、まあその馬の特性というか、それを確かめてほしいというのが、まず一番にあって、そして馬はある程度できていましたからね・最後の反応は、ちょっとミルコに任せたんですけど、すごく馬場は重かったですけれども、動きは良かったと思いますよ。

-:採点すると、かなり高い点が与えられそうですか?

藤:そうですね、大一番に向けては、本当に100%だと思います。

-:デムーロJからは、何か感想とか印象とかは聞けましたでしょうか?

藤:幸いみやこSでも一緒に乗っていたんでね、そしてあの強さというのがね、ミルコも分かっていますからね、まあ、そのとおりのイメージだったんじゃないですか。最後上がってきて、「本当にパワフルでさすがにいい馬だ」っていうことは言っていましたけど。

-:ダート9戦8勝で6連勝中、相当な能力を秘めているというふうに思うんですが、そのへん先生、どんなふうに考えておられますか?

藤:うん、そうですね、やっぱり力があるといえ、これだけ連勝するというのはね、相当我々が思っていた以上というのも、あると思います。やはり精神力も強いですけれども、どんどんまだまだ成長している雰囲気はあるので、まだ4歳ですし、本当にまだ奥があるような感じでここまで来てますから、すごく今後も期待が膨らむ馬ではあると思います。

-:次を見据えると、今回のG1というのが素晴らしい大きな重要なレースになるというふうに思うのですが。

藤:そうですね、やはりここまで目標で来ましたから。何とかG1を獲るように仕上げていますし、ここはキッチリというか、まあ強豪ばかりで、どうなるか分からないですけれども、悔いのない仕上げというか、そこらへんは心がけてやってますけどね。

-:その渾身の仕上げというのは、レースまでできそうですか?

藤:そうですね、スタッフもG1に向けて、経験上、慣れていますからね、そこらへんは抜かりないと思います。

-:G1制覇のチャンスと思います。先生から最後に意気込みをお願いします。

藤:今6連勝とすごい能力でここまで順調に来て、最大の目標であるジャパンカップダートを獲りに行きたいと思っていますんで、応援よろしくお願いいたします。