【JCダート】ミラクルレジェンド「結構面白いレースができるのでは」

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12月3日(日)に行われるJCダート(G1)に出走予定のミラクルレジェンド(牡5、栗東・藤原英厩舎)を管理する藤原英昭調教師の共同会見(28日)は以下の通り。

-:ミラクルレジェンドについてうかがっていきます。ダートの重賞、牝馬の一戦なんですけれども、連勝中ですね。

藤原英昭調教師:ええ、まあローマンレジェンドのお姉さんということでね、これも凄い馬だなというのは、今実感しています。

-:牝馬の世界では、本当にもうチャンピオンですね。

藤:そうですね、ミラクルレジェンドの場合は最大の目標というのがね、やはりJBCのレディース、まあ去年も勝っていますから、2連覇というところで作ってきたんですけれども、それが達成できたんでね、本当にちょっとはホッとしています。

-:そのあと先生は「船橋のレースと両にらみ」というふうにおっしゃっていました。

藤:そうですね、船橋のレース、クイーン賞はハンデ戦なんで、ハンデを見ながらとは思ってたんですけれども、でもまあ、オーナーサイドとかファンの方もやはり『もう一回男馬と対戦』ということでね、いろいろと協議しながらここへ来たんですけれども。

-:加えて、“姉弟対決”という、そういう見どころもあります。

藤:そうですね、話題もありますしね。まあ本当に、ローマン、ミラクルも強いですけれども、そのパーソナルレジェンドというお母さんがね、だから改めて凄いなと思いますけどね。

-:弟と比べてみてお姉さん、『違い』というのと、あるいは『似てるな』というところがありましたら紹介してください。

藤:まあやはり、“ダートが走る”ということ。最初はミラクルもローマンもみんな芝を使ったんですけどね。まあ、それなりには走ってくれてたとは思うんですけれども、やはりダート適性というのが両方あるということと、やはり“パワーがあって精神力が強い”というのが共通してますね。まあ『精神力』というのが一番共通する点かとと思いますけどね。

-:今度は、ミラクルは男馬に混じって紅一点という勝負になるんですが、その辺はいかがでしょうか。

藤:やはり、今回目標であったJBC獲らせていただいて牝馬のトップになったんでね、男馬とどれだけ対戦できるかということで挑戦するんですけれども、去年もそんなに負けていないレースだったんで、「結構面白いレースができるのではないかな」とは思っています。

-:そのデキなんですが、今日の調教の動き、どんな感じでしょうか?

藤:デキは引き続きいい感じですね。そして今回、川田君にバトンタッチで乗ってもらったんですけれども、イメージどおりいい動きで、いいレースができるというような感触を掴んでもらいましたけどね。

-:まあ、とういうことは、今回は相手、特に男馬相手になりますから、そのへんでしょうか。

藤:そうですね、ちょっと枠順も決まってからあの馬については作戦を練っていこうかと思います。

-:いろいろというふうに、今おっしゃいました。

藤:そうですね、けっこう器用な馬なんでね、まして男馬500キロ、こっちの馬400キロちょっとというところでね、やはりそこらへんと戦っていかなければいけないというのはね、ちょっと工夫がいるかなと思います。

-:では、抱負をひと言よろしくお願いします。

藤:弟同様、本当にお姉さんも今までよく頑張ってくれて、もう一度男馬とやって「どれぐらい力差があるのかな?」というのを確かめたく、ワクワクして出走させますので、応援よろしくお願いいたします。