12年12月2日(日)、5回中山2日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1200m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の1番人気・キネオリュウセイが優勝。勝ちタイムは1:09.9(良)。

2着にはクビ差で4番人気・ショウナンバグース(牡2、美浦・田中剛厩舎)、3着には2番人気・フウコウメイビ(牝2、美浦・和田一厩舎)が続いて入線した。

勝ったキネオリュウセイは関東遠征で結果を残すことで知られる清水久詞厩舎の管理馬で、昨年のセレクトセールで1050万円で取引されていた。 馬主はジャパンフードビジネス 株式会社、生産者は有限会社 下河辺トレーニングセンター。馬名の意味由来は「冠名＋流星」。

1着 キネオリュウセイ(蛯名騎手)
「道中は外へ逃げて、逃げて。まだ腰が甘いから、ハミにもたれて走るんだ。それでもうまく加速でき、4コーナーでは取り付けたからね。前向きな気持ちが結果につながった。これで体力が付き、ためる競馬ができるようになれば、上でも通用する」

2着 ショウナンバグース(田中勝騎手)
「スタートもよれて出て、4コーナーでは物見。並ばれてからもがんばったが、相手のほうが余裕があった。幼さが解消すれば、走ってくると思うよ」

3着 フウコウメイビ(田辺騎手)
「いい素質があります。スタートも上手。いいセンスの持ち主ですよ」

5着 デルマスナカケババ(北村宏騎手)
「返し馬から右に行こうとしていた。ずっと内にもたれていたよ。修正しながらの追走だったけど、よく伸びている」

7着 シュナップス(吉田豊騎手)
「まだとぼけたところがある。スタートがひと息だった。でも、いいスピードがあり、二の脚で好位へ。これから力を付けてくれば」

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キネオリュウセイ
(牡2、栗東・清水久厩舎)
父：タイキシャトル
母：エグゼリーナ
母父：フジキセキ



写真：武田明彦

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