【JCダート】ニホンピロアワーズが人馬悲願のG1初制覇!

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12年12月2日(日)、5回阪神2日目11Rで第13回 ジャパンカップダート(GⅠ)(ダ1800m)が行なわれ、酒井 学騎手騎乗の6番人気・ニホンピロアワーズが優勝。勝ちタイムは1:48.8(良)。

2着には3.1/2馬身差で3番人気・ワンダーアキュート(牡6、栗東・佐藤正厩舎)、3着には9番人気・ホッコータルマエ(牡3、栗東・西浦厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたローマンレジェンドは伸びを欠いて4着に敗れた。

レースはイジゲンとナムラタイタンが出遅れ。1コーナーのポジションを獲りにハナ争いは激化したが、エスポワールシチーが先手をとると、5F通過59.7秒のハイペース。4コーナー付近で馬群が凝縮すると、ホッコータルマエ、ニホンピロアワーズらが先団に進出。
しかし、持ったままの手応えでニホンピロアワーズが後続を振り切ると、3.1/2馬身差をつける圧勝劇。一昨年のトランセンドを上回る1.48.8のレースレコードとなった。

勝ったニホンピロアワーズは、昨年の本レースこそ、不利を受けて9着に破れたが、この1年で交流重賞を3勝するなど地力強化。 これまで22戦して3着を外したのが3度のみという堅実派が、遂にビッグタイトルを手にした。
なお、これが酒井学騎手・大橋勇樹調教師・ニホンピロアワーズ自身ともにG1初制覇。 馬主は小林 百太郎氏、生産者は新ひだかの片岡牧場。馬名の意味由来は「冠名+私達のもの」。

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ニホンピロアワーズ
(牡5、栗東・大橋厩舎)
父:ホワイトマズル
母:ニホンピロルピナス
母父:アドマイヤベガ
通算成績:22戦10勝
その他の重賞勝利:
11年名古屋グランプリ(G2)
12年白山大賞典(G3)
12年名古屋大賞典(G3)





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