フジマサエンペラー「レースがしやすくなる」…美浦S

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5日、日曜中山10レース・美浦ステークスの追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、菊花賞18着のフジマサエンペラー(牡3、美浦・菊川厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F85.8-69.2-54.1-40.3-13.7をマークした。

【菊川正達調教師のコメント】
「菊花賞まで押せ押せのローテーションで、精神的にキリキリしてしまったようです。前走後は放牧に出してリフレッシュしました。肉体面のダメージもなかったので、ここを目標に帰厩しました。本当に良いときと比べるとまだ少し足りない感じはしますが、態勢は整っています。
長距離を使ってきて、馬に行きたがる感じが出てきているので、今回は1800である程度流れるでしょうし、レースがしやすくなると思っています。センスの良い馬なので好位から競馬も出来ると思いますし、自己条件なので期待しています」


前走、市川ステークス6着のミヤビファルネーゼ(牡4、美浦・戸田厩舎)は、連闘のため、中間は調整のみ。

【戸田博文調教師のコメント】
「前走は直線の入り口で詰まってしまい、手綱を引っ張る場面がありました。終いはよく伸びていますし、そこがスムーズだったらもう少しやれたと思います。休養明けの2戦は展開が向きませんでしたね。
今回は連闘になりますが、前走と2走前の間隔が開いていますし、体調は問題ありません。折り合いはつきますし、元々1800でも使っていたので距離は守備範囲です。マイルですが春にこのクラスは勝っているので、あとは終いが生きる展開になればやれると思います」