【香港スプリント】ロードカナロア完勝で海外制覇!

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現地時間9日、香港・シャティン競馬場で行われた香港スプリント(G1)(3歳上、1着賞金:855万香港ドル、芝1200m)に、日本から岩田康誠騎手騎乗のロードカナロア(牡4、栗東・安田厩舎)、池添謙一騎手のカレンチャン(牝5、栗東・安田厩舎)が参戦。

前走のスプリンターズSでG1初勝利を挙げていたロードカナロアは、道中は好位を追走から、直線で抜け出すと、楽々と後続を突き放し快勝。勝ちタイムは1.08.5。
2着には2.1/2馬身差でセリースチェリー Cerise Cherry(セン7、香港・D.クルーズ厩舎)。カレンチャン(牝5、栗東・安田厩舎)はスタートこそ出たが、他馬に寄られ、ポジションを後退。行き脚がつかず7着に終わっている。

勝ったロードカナロアは前走のスプリンターズSに続き、海外初挑戦ながら2連勝で海外G1初勝利。僅かキャリア13戦ながら、海外タイトルを手にしている。
馬主はロードホースクラブ、生産者は新ひだかのケイアイファーム。馬名の意味由来は「冠名+ハワイに伝わる海の神」。所属するロードサラブレッドオーナーズでの募集価格は2,625万円だった。

同レースはこれまでに今回のロードカナロアを含め、日本から14頭が挑戦していたが、昨年のカレンチャンの5着が最高着順。ハイレベルといわれる香港のスプリント界で、日本馬が新たな金字塔を築いた。

ロードカナロア
(牡4、栗東・安田厩舎)
父:キングカメハメハ
母:レディブラッサム
母父:Storm Cat
通算成績:13戦8勝
その他の重賞勝利:
12年スプリンターズS(G1)
12年シルクロードS(G3)
11年京阪杯(G3)





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