【朝日杯FS】エーシントップ「1Fの延長は問題ない」

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16日(日)に行われる朝日杯FS(G1)に出走予定のエーシントップ(牡2、栗東・西園厩舎)を管理する西園正都調教師の共同会見(12日)は以下の通り。

-:無傷の3連勝でG1を迎えることになりました。

西園正都調教師:そうですね。3戦3勝で来る事ができました。

-:その3連勝目ですが、非常に強い勝ち方でした。

西:その前の2走はハナに行って、スピードだけで押し切ったという感じだったんですが、前走は番手で抑えてスローな流れで折り合いがついて。最後はシッカリ、過去10年の中では最速の時計で上がって来ましたので。成長が窺えたと思います。

-:その成長という部分ではプラス体重10キロということで出てきましたが。

西:2連勝した後に発育を促す意味で出した放牧がうまく行きまして、体がひと回り大きくなって帰ってきました。正解だったと思います。

-:体もレースぶりも成長してきたという事で。

西:しっかりやった割には体もプラス10キロでいけましたので。成長ぶんかなと思っています。

-:先週も非常に速い時計が出たのですが、今週と合わせまして、この2週の動きはどう評価されてますか?

西:先週も51秒7で一番時計、今日もたぶん51秒2なんですけど、時計が出辛い馬場で身体能力の違いを見せてくれたと思います。

-:これまで全て1400mで使って今回がマイル戦となりますが、その辺りはいかがでしょう?

西:そのことも踏まえまして、前走は控える競馬をしてみたのですが、スローで折り合えたので、1ハロンの延長は問題ないと思います。

-:中山のトリッキーなコースになりますが、そのあたりの対応はどのようにお考えでしょうか?

西:コディーノという、もの凄く強烈な相手がいますけど、割と前で捌ける競馬ができるので、中山のトリッキーなコースを生かして、その辺に取り入る隙がないかなと思っています。

-:普段はどんな感じの馬なんですか?

西:競馬以外は本当におとなしくて、まだ子供というか、人に甘えて人間を頼りにするところがありますので。逆に言うと、それがまだたくさんの伸びしろを残していると思いますので、なお一層の成長を望んでいます。

-:まずは2歳チャンプへ、というところですね。

西:そうですね、強いのが一頭いますけど、なんとか勝てますように応援のほど宜しくお願いします。