セブンフォースがゴール前でハナ差差し切り…中山新馬

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13年1月6日(日)、1回中山2日目3Rでサラ系3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、F.ベリー騎手騎乗の1番人気・セブンフォースが優勝。好位追走から、直線でいったんは内を衝こうとしたところ、前が詰まって、外に進路を切り替え。ロスがありながらもゴール前で差し切ってみせた。勝ちタイムは1:57.2(良)。

2着にはハナ差で11番人気・ヘイローフォンテン(牡3、美浦・石毛厩舎)、3着には2番人気・アースザスリー(牝3、美浦・加藤厩舎)が続いて入線した。

勝ったセブンフォースは一昨年のセレクトセールにおいて1050万円で取引されていた。 馬主は前迫 義幸氏、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「ラッキーNo.7と日本一になる力を持つ」。

1着 セブンフォース(F・ベリー騎手)
「道中でハミを抜いたりする幼さを見せたし、大型だけに直線で馬の間を割ろうとしたら躊躇した。最後に1頭になったら、ゴール板を見て減速したしね。ちょっと苦労したが、能力は高いよ。これからもっと良くなる」

(高野友和調教師)
「まだすべきことがわからず、ふわふわ走っていました。レースとしては決してほめられない内容でも、勝ち切ったあたりがこの馬の力です。素直でのんびりしたタイプ。大型だけに俊敏さには欠きますので、現状ではダート向きですね。距離はどれだけ長くても大丈夫。奥深さはかなりあり、今後が本当に楽しみです」

3着 アースザスリー(D・マクドノー騎手)
「スタートが良く、ペースに乗れた。仕掛けての反応も上々だったよ。ただ、ちょっと物見をする素振りがあり、最後に甘くなった。距離は1ハロン短いほうがいい」

4着 ゲンパチキセキ(石橋脩騎手)
「初戦としてはイレ込んでいましたね。スタートは遅かったのですが、気がいいタイプ。少しずつ押し上げていけました。使っていけば、良さが出てきます」

5着 リキサンステルス(北村宏騎手)
「まだ体が緩く、ゲートは遅い、でも、徐々にエンジンがかかり、よく伸びている。使いながら変わると思うよ」

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セブンフォース
(牡3、栗東・高野厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ベルナデッタ
母父:アフリート



写真:武田明彦

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