イルミナティ制して、メイショウサムソン産駒初勝利…中山新馬

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13年1月6日(日)、1回中山2日目6Rでサラ系3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、江田 照男騎手騎乗の5番人気・イルミナティが優勝。勝ちタイムは2:04.8(良)。

2着には3/4馬身差で1番人気・スーパーマダム(牝3、美浦・鹿戸雄厩舎)、3着には3番人気・フォーナインキング(牡3、美浦・田村厩舎)が続いて入線した。

勝ったイルミナティは馬主はディアレスト、生産者は浦河の小島牧場。馬名の意味由来は「光に照らされたもの(ラテン語)」。

なお、これがメイショウサムソン産駒のJRA初勝利となった。父のメイショウサムソンは日本ダービー、皐月賞、春秋・天皇賞を現役時代に制覇。父が皐月賞を制した中山の舞台での記念すべき初勝利となった。

1着 イルミナティ(菊川正達調教師)
「まだ良くなる途上ではありますが、稽古の感触からも能力の高さを感じ取っていました。ゆったりしたタイプですし、速い脚というよりも豊富なスタミナで勝負できると見ていたんです。いきなり持ち味を発揮できましたね。今後も2000m以上の距離を使っていきたいですよ」

3着 フォーナインキング(F・ベリー騎手)
「まだ子供っぽく、スタートがひと息。大型だし、周囲を気にするので、十分なスペースがないと力を出せない。最後に前が開いたら、よく伸びたよ」

4着 ピースバイオ(D・マクドノー騎手)
「ゲートがスムーズで、前々で運べた。最後はスタミナ切れしたが、初のレースだからね。こんなかたちで戦えれば、次はもっとがんばれるよ」

6着 スピッツコール(松岡騎手)
「まだトモがしっかりせず、一歩目のバランスが悪い。押して出たが、ゲートは遅かった。最後のひと押しも利かなかったね。一生懸命に走る馬だし、徐々に力を付けてくると思うよ」

7着 ローレルラスター(的場騎手)
「距離はもっとあってもいいでしょう。少しずつ良くなりそうです」

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イルミナティ
(牝3、美浦・菊川厩舎)
父:メイショウサムソン
母:エヌティミラクル
母父:フジキセキ



写真:武田明彦

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