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2013年米三冠第1次登録終了
2013/2/5(火)
2013年の米三冠第1次登録に369頭がノミネートした。600ドルのエントリーフィーを支払っての第1次登録は1月26日に締め切られたが、昨年の398頭を下回った。第2次登録は6000ドルのエントリーフィーが必要となるが、昨年は20頭が追加され418頭に、今年はどこまで伸びるか、3月23日の東部時間午後11時59分が締め切りである。
2013年の米三冠レースは、5月4日のケンタッキーダービーからスタートする。2戦目のプリークネスステークスは5月18日、最終戦のベルモントステークスは6月8日のスケジュールになっている。米三冠も、全てG1レースで行なわれる。
登録名簿の筆頭は、スターライトステーブルとクールモアのミセス・ジョン・マグニア、マイケル・テーバー、デリック・スミスが共同オーナーを務めるBCジュヴェナイル勝馬で2歳チャンピオンになったハーランズホリデー産駒の牡馬シャンハイボビー。しかし、そのシャンハイボビーは、1月26日ガルフストリームパーク競馬場で行なわれた今季初戦のG3ホーリーブルS(D8.5F)で初めて2着に敗れた。
レースはシャンハイボビーが 23.34-46.68 のペースで逃げ、これを1馬身差の3番手から追走したイッツマイラッキーデーが4コーナーから先頭に立ち、シャンハイボビーを競り落として2馬身差、1分41秒81のトラックレコードで重賞初優勝を飾った。ロウヤーロン産駒の牡馬イッツマイラッキーデーは、2歳時7戦3勝の成績ながら、今季初戦の準重賞ガルフストリームパークダービーを6馬身4分の3差勝ちした上がり馬、使い詰めでピークに達していることから、陣営はG1フロリダダービーからケンタッキーダービーのスケジュールを考えている。
しかし2着に敗れたとは言え、シャンハイボビーから3着までは11馬身半の差があった。今季初戦でしかも逃げたことを考えれば、依然として三冠戦線の有力馬の1頭であることには違いがない。管理するトッド・プレッチャー調教師は、2010年のケンタッキーダービーをスーパーセイヴァーで勝ち、2007年のベルモントSを牝馬のラグストゥリッチーズで制した。
今年はシャンハイボビーの他、G1キャッシュコールフューチュリティー、G2ナシュアSなど3戦3勝のメダーリアドーロ産駒の牡馬ヴァイオレンス、レムゼンSとフューチュリティーSなどG2・2勝のディキシーユニオン産駒の牡馬オーヴァーアナライズ、ガルフストリームパーク競馬場のアローワンス勝ちにベイヤースピード指数105が付いたヴェラザーノ、G1フリゼットSを勝ったエーピーインディ産駒の牝馬ドリーミングオブジュリアなど29頭、今年も最多登録となった。
これに続くのが殿堂入りトレーナーで米三冠8勝の成績を誇るボブ・バファート調教師。G1フロントランナーS勝馬のプルピット産駒の牡馬パワーブローカーを筆頭に23頭を登録して来たが、2日サンタアニタパーク競馬場で行なわれたG2ロバートBルイスSを6馬身4分の1差で逃げ切ったタピット産駒の牡馬フラッシュバックも注目である。12月8日にハリウッドパーク競馬場のクッショントラックで4馬身半差のデビュー勝ち、2戦2勝の成績で奥がありそうだ。
昨年のケンタッキーダービーをアイルハヴアナザーで勝ったダグ・オニール調教師は、ヒーズハドイナフとゴールデンセインツを登録して来た。ヒーズハドイナフはダート初挑戦のケンタッキーダービーでシャンハイボビーのアタマ差2着したが、今季初戦のロバートBルイスSではフラッシュバックの3着と敗退した。一方ゴールデンセインツは今季初戦のシャムSを勝ち4戦3勝、G3・2勝である。
殿堂入りトレーナーで伝説のサニー・ジム・フィッツシモンズと並んで米三冠13勝を挙げているDウェイン・ルーカス調教師は、オーサムアゲイン産駒の牡馬オックスバウに期待している。4戦目のチャーチルダウンズ競馬場でメイドンを勝ち上がり、今季初戦となったフェアグラウンズ競馬場のG3ルコントS(D1M70Y)では逃げて11馬身半差の圧勝だった。
トッド・プレッチャー調教師とボブ・バファート調教師に次いでは13頭でケン・マクピーク調教師とニック・ジトー調教師が続いている。これに次ぐのが11頭、マーク・ケーシー調教師とDウェイン・ルーカス調教師。北米以外では9頭の登録があり、アイルランドのダーモット・ウェルド調教師が4頭、同じくアイルランドのエイダン・オブライエン調教師が2頭で続いている。
2013年の米三冠第1次登録369頭の内訳は、牡馬325頭、牝馬7頭、残りは28頭のセン馬と9頭の片金馬(日本では受精能力のある片金馬も牡馬に含まれるが、米国ではリジディングとして区分されている)になる。この内、352頭がアメリカで生産され、内263頭、71.3パーセントがケンタッキー州で生産された。米国以外の17頭では、カナダ産の11頭がトップだった。
ケンタッキーダービーは、1975年以来制限頭数が20頭になった。プリークネスSは14頭でベルモントSは16頭である。第1次登録、第2次登録に間に合わなかった場合は追加登録になり、この場合ケンタッキーダービーは20万ドル、プリークネスSとベルモントSはそれぞれ10万ドルが必要となる。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
2013年の米三冠レースは、5月4日のケンタッキーダービーからスタートする。2戦目のプリークネスステークスは5月18日、最終戦のベルモントステークスは6月8日のスケジュールになっている。米三冠も、全てG1レースで行なわれる。
登録名簿の筆頭は、スターライトステーブルとクールモアのミセス・ジョン・マグニア、マイケル・テーバー、デリック・スミスが共同オーナーを務めるBCジュヴェナイル勝馬で2歳チャンピオンになったハーランズホリデー産駒の牡馬シャンハイボビー。しかし、そのシャンハイボビーは、1月26日ガルフストリームパーク競馬場で行なわれた今季初戦のG3ホーリーブルS(D8.5F)で初めて2着に敗れた。
レースはシャンハイボビーが 23.34-46.68 のペースで逃げ、これを1馬身差の3番手から追走したイッツマイラッキーデーが4コーナーから先頭に立ち、シャンハイボビーを競り落として2馬身差、1分41秒81のトラックレコードで重賞初優勝を飾った。ロウヤーロン産駒の牡馬イッツマイラッキーデーは、2歳時7戦3勝の成績ながら、今季初戦の準重賞ガルフストリームパークダービーを6馬身4分の3差勝ちした上がり馬、使い詰めでピークに達していることから、陣営はG1フロリダダービーからケンタッキーダービーのスケジュールを考えている。
しかし2着に敗れたとは言え、シャンハイボビーから3着までは11馬身半の差があった。今季初戦でしかも逃げたことを考えれば、依然として三冠戦線の有力馬の1頭であることには違いがない。管理するトッド・プレッチャー調教師は、2010年のケンタッキーダービーをスーパーセイヴァーで勝ち、2007年のベルモントSを牝馬のラグストゥリッチーズで制した。
今年はシャンハイボビーの他、G1キャッシュコールフューチュリティー、G2ナシュアSなど3戦3勝のメダーリアドーロ産駒の牡馬ヴァイオレンス、レムゼンSとフューチュリティーSなどG2・2勝のディキシーユニオン産駒の牡馬オーヴァーアナライズ、ガルフストリームパーク競馬場のアローワンス勝ちにベイヤースピード指数105が付いたヴェラザーノ、G1フリゼットSを勝ったエーピーインディ産駒の牝馬ドリーミングオブジュリアなど29頭、今年も最多登録となった。
これに続くのが殿堂入りトレーナーで米三冠8勝の成績を誇るボブ・バファート調教師。G1フロントランナーS勝馬のプルピット産駒の牡馬パワーブローカーを筆頭に23頭を登録して来たが、2日サンタアニタパーク競馬場で行なわれたG2ロバートBルイスSを6馬身4分の1差で逃げ切ったタピット産駒の牡馬フラッシュバックも注目である。12月8日にハリウッドパーク競馬場のクッショントラックで4馬身半差のデビュー勝ち、2戦2勝の成績で奥がありそうだ。
昨年のケンタッキーダービーをアイルハヴアナザーで勝ったダグ・オニール調教師は、ヒーズハドイナフとゴールデンセインツを登録して来た。ヒーズハドイナフはダート初挑戦のケンタッキーダービーでシャンハイボビーのアタマ差2着したが、今季初戦のロバートBルイスSではフラッシュバックの3着と敗退した。一方ゴールデンセインツは今季初戦のシャムSを勝ち4戦3勝、G3・2勝である。
殿堂入りトレーナーで伝説のサニー・ジム・フィッツシモンズと並んで米三冠13勝を挙げているDウェイン・ルーカス調教師は、オーサムアゲイン産駒の牡馬オックスバウに期待している。4戦目のチャーチルダウンズ競馬場でメイドンを勝ち上がり、今季初戦となったフェアグラウンズ競馬場のG3ルコントS(D1M70Y)では逃げて11馬身半差の圧勝だった。
トッド・プレッチャー調教師とボブ・バファート調教師に次いでは13頭でケン・マクピーク調教師とニック・ジトー調教師が続いている。これに次ぐのが11頭、マーク・ケーシー調教師とDウェイン・ルーカス調教師。北米以外では9頭の登録があり、アイルランドのダーモット・ウェルド調教師が4頭、同じくアイルランドのエイダン・オブライエン調教師が2頭で続いている。
2013年の米三冠第1次登録369頭の内訳は、牡馬325頭、牝馬7頭、残りは28頭のセン馬と9頭の片金馬(日本では受精能力のある片金馬も牡馬に含まれるが、米国ではリジディングとして区分されている)になる。この内、352頭がアメリカで生産され、内263頭、71.3パーセントがケンタッキー州で生産された。米国以外の17頭では、カナダ産の11頭がトップだった。
ケンタッキーダービーは、1975年以来制限頭数が20頭になった。プリークネスSは14頭でベルモントSは16頭である。第1次登録、第2次登録に間に合わなかった場合は追加登録になり、この場合ケンタッキーダービーは20万ドル、プリークネスSとベルモントSはそれぞれ10万ドルが必要となる。
海外競馬評論家 和田栄司
ラジオ日本のチーフディレクターとして競馬番組の制作に携わり、多岐にわたる人脈を形成。かつ音楽ライターとしても数々の名盤のライナーを手掛け、海外競馬の密な情報を把握している日本における第一人者、言わば生き字引である。外国馬の動向・海外競馬レポートはかねてからマスメディアで好評を博しており、それらをよりアップグレードして競馬ラボで独占公開中。
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