ヴィルジニア、鋭く伸びて余裕のデビュー勝ち!

この記事をシェアする

トピックス


日曜京都5R
3歳新馬
芝外1800m
勝ちタイム1.50.8

ヴィルジニア(牝3、父ガリレオ・栗東・松田博厩舎)

ヴィルジニア、鋭く伸びて余裕のデビュー勝ち!

好位の内ラチ沿いを進んだ2番人気のヴィルジニア。馬群の外めを、ゴドリーが長い脚を使って追い上げてきていた4コーナー。直線に入って残り1ハロンから馬群の内目から抜けだすヴィルジニア。鞍上の川田Jがもうステッキを使わず手綱だけで仕掛けると、すぐに後続との差を広げていく。外からゴドニーが追ってきたが、届くほどの脚色までにはいたらず。1馬身半の差をつけてヴィルジニが初陣を飾った。

エターナルトルースが逃げて、サンライズピークが2番手。3番手にヴィルジニアがつけるゆったりした流れ。前半3ハロンが37.4と、このレースもいつもの通りに遅い入りである。
そんな中で1番人気のジューヴルエールは後方から3頭め、枠順どおりに内にいた。淡々とした流れで3コーナーの坂を下って行く時も、まだペースは当然に速くはならない。4番手のラスカルスピードが少し前との間合いを詰めて行っていた。
少し中団で動きが出だしたのが、3コーナーと4コーナーとの中間。先にヌーベルリュンヌが外を追い上げに動き出す。その動きにあわす様に内田Jのゴドリーが外を上がって行く。
残り600を過ぎて一気に流れが速くなった様子だ。絶好の内の2番手をヴィルジニアが待って4コーナーを迎えた。

かなり内を開けて廻る先行集団。開いた内へ難なくヴィルジニアが労せず入って最短コースで先頭を伺う。中からサンライズピークが先頭だが、内へもたれ気味。その外へラスカルスピード、そしてゴドリーと馬場の外を伸び出す各馬。しかし内のヴィルジニアの伸びが違い過ぎる。
もう先頭となった残り50メートルからは、手綱をシャクるだけで離していく感じだ。内へもたれているサンライズピークを外からゴドリーが差して2着。外へ出してから伸び出したジューヴルエールが、大外をやっとエンジンがかかった感じで来ていたが、前までは届く勢いとはならずの5着。
ヴィルジニアは、最後の2完歩ぐらいはもう抑えにかかる態勢であった。最後の2ハロンが11.0~11.1と超切れ味を要求される流れ。

ガリレオ・ガリレイの長女名からのネーミングだそうだ。1番人気ジューヴルエールは、今日はまだ翼を広げてはいない様子。《馬名は仏語で翼を広げる・・(JRA・VAN)》らしい。

平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。