【チューリップ賞】アユサン「関東の代表になれるだけの素質はある」

トピックス

27日、土曜阪神11レース・チューリップ賞(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、阪神ジュベナイルフィリーズ7着のアユサン(牝3、美浦・手塚厩舎)は、助手を背に南ポリトラックコースで追われ、5F71.0-54.5-39.6-12.7をマークした。

【手塚貴久調教師のコメント】
「前走は物足りない結果ではありましたけど、大外枠、初の右回り、体調も完璧という感じではなかったことなどを考えると、あの着順も仕方がないと思います。レース後はソエや腰をケアしながら調整を進めてきました。予定していたクイーンカップを使えなかったのは誤算ですが、一頓挫あった後は順調ですし、ダメージはほとんどありません。
レース間隔を開けて使えるのは、ソエや腰にとって良いですし、万全を期して調整してきました。1週前追い切りでも、良い頃の動きが戻ってきました。2週続けてかなりハードにやって体は出来ていますし、輸送もあるので今日は軽めの内容でしたが、終いもこの馬らしいスピードを見せてくれました。前走のときよりも、しっかり調教を積んでいけるのは良いですね。
前走は初めての右回りで膨れながら走っていましたが、調教で膨れないようにやってきたので、それをレースで見せてくれればと思います。強い相手が揃いましたが、この馬も関東の代表になれるだけの素質はあると思っていますし、桜花賞の優先出走権を取りたいですね」