【エンプレス杯】ミラクルレジェンド「世界に通用する馬を」

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1着 ミラクルレジェンド(藤原英昭調教師)
「今まで長い間、しっかり走ってくれて頭が下がる思いです。ますます成熟して、すごい強い走りを見せてくれましたね。牡馬相手に戦わせてみたいというパフォーマンスを見せてたので、挑戦させてみたんですけどね。でも、l牝馬同士では強かったですね。
ここで最後のレースというのは関係者も決めていましたし、なんとか有終の美ということで上手く調整できて、それにいつでも応えてくれるミラクルレジェンドには本当に感謝しています。最後にして絶好調だったという走りをしてくれました。

2100mということで、岩田騎手とミラクルレジェンドにすべてを任せて、ゲートだけ滑らないということだけ注意してもらって、パーフェクトなレースをしてくれましたね。ゲートすんなり切ってしっかり前を見て走ってくれていたので、いつものこの馬の走りでした。
最後は粘っている馬も強かったので、ちょっとひやっとしましたけど、さすがに力は上でしたね。本当に我々が夢見ていたこと全てをかなえてくれた馬。本当にどの馬よりも感激を与えてくれたすばらしい馬でした。
今後はお母さんになって世界に通用する馬を産んでほしいです。初年度(の交配)はエンパイアメーカーが決まっています。お姉さんに比べれば、ローマンレジェンドはまだまだですよ(笑)。このお姉さんを超えるためには、弟はもっとがんばってもらわないと」

(岩田騎手)
「無事に走ってくれて、ホッとしています。レースごとにすごく乗りやすくなって、最近は少しズブくなってきたんですけれど、何とか2100mを乗り越えて、素晴らしいレースをしてくれたと思います。
作戦としては前々に行こうと思っていたのですが、馬自身がスピードに乗ってこなかったので、リズムを壊さないよう、道中楽をさせました。やっぱり、勝負どころではちゃんと動いてくれて、安心してレースができました。
向正面で3番手に上がって射程圏に入れたので、直線の0どこで抜け出すかということだけでした。直線はこれが最後に味わう背中だな、ということを噛みしめながら楽しみました。小柄な女の子でしたが、それに負けない、負けん気の強い子だったので、いい子供をだしてほしいです。今までおつかれさまです、と声をかけてあげたいですね」

2着 エミーズパラダイス(戸崎騎手)
「頑張ってくれましたね。2100も大丈夫。このメンバーだったらゆったりいける長い距離のほうがイイかもしれないです」

4着 プレシャスジェムズ(張田騎手)
「スタートはちゃんと出てくれて、折り合いもついていたし、いい感じでした。一瞬いけるかと思ったんですけどね。上位と比べて、決め手が足りなかったですね」

5着 マニエリスム(石崎駿騎手)
「最後追い込んできてくれたんですけどね。やっぱり、距離は少し長いです」