【弥生賞】関東から新星!カミノタサハラ「まだまだ幼いところがある」

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13年3月3日(日)、2回中山4日目11Rで第50回 弥生賞(G2)(芝2000m)が行なわれ、内田 博幸騎手騎乗の6番人気・カミノタサハラが優勝。勝ちタイムは2.01.0(良)。

レースはサトノネプチューンが好スタートをきって、バッドボーイが2番手。差がなくエピファネイア、コディーノが好位を追走し、カミノタサハラは中団から。
6F過ぎからカミノタサハラが一気にポジションを押しあげると、3コーナーでは先頭集団へ。つられるように4コーナーでは各馬が密集すると、先にエピファネイアが抜け出し。しかし、追い出しを一旦我慢させていた内田騎手が渾身のスパート。外から他馬を差しきってみせた。

「調教に跨っていたので、力があることはわかっていましたが、仕掛けのタイミングが重要でしたね。まだまだ幼いところがあるのに、こういったメンバーを相手にこれだけ走れるのですから、この馬の力があってこそ。成長もともなって、いい形でG1いってもらいたいです」とは騎乗していた内田騎手。

本命視されていた“2強”がいずれも敗退。混戦ムードが尾を引く今年の牡馬クラシック戦線に、新たな素質馬が名乗りをあげた。

(国枝調教師)
「パドックでは気持ちがたかぶっていたようでしたが、スタートしたら良くなってくれましたね。馬は良くなる余地がありますし、邪魔をせず、成長を促していければと思います。徐々に競馬を覚えたことで、馬がピリっとしてきたところがあるし、これ以上、テンションが上がらるようにしたいですね。もともとはのんびり屋さんなんですよ」


カミノタサハラを担当するのは、アパパネでお馴染みの福田好訓厩務員