JRAデビューの戸崎圭太騎手、今週は関西へ

トピックス

3月1日付けでJRA移籍を果たした戸崎圭太騎手。“中央デビュー”となった3月2~3日週は、18鞍に騎乗し3勝を挙げ、日曜のメインレースである弥生賞(G2)ではサトノネプチューンに騎乗し11着に敗退した。
「スタートが良すぎてハナにいったけれど、この馬の形ではなかったですね。もっとフワっと行っていれば、違った結果になったかもしれない。馬に申し訳ないですね」
と語れば、「他にも勝てたレースもあった」と当人は唇を噛んだが、注目を集めた中でも[3-2-3-10]の結果。順当な滑り出しをみせたと言えるだろう。

「これまでは中央で乗せてもらっても、一日だけだったり、なかなか同じ馬に引き続き乗れることはなかったですからね。こうして、土曜が終わったあとも帰ることなく、2日続けて中央で乗れ ることは嬉しいですね。同じ馬に乗せてもらう機会も増えるだろうし、次はどう乗ろうと考えられることが嬉しいですね」と笑顔で充実感を滲ませた。

なお、今週は水曜日に初めて栗東での調教に騎乗し、土曜は中京、日曜は阪神でお目見え。
中日新聞杯(G3)のジョワドヴィーヴル、フィリーズレビュー(G2)のサウンドリアーナなどの有力馬に騎乗。関西行脚で“JRAの戸崎圭太”をアピールし続ける。