注目の障害馬2頭…山本康志騎手

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土曜中山4レース・障害4歳上未勝利に出走を予定しているテルバイク(牡5、美浦・小島茂厩舎)について、山本康志騎手に話を聞いた。

昨年暮れに障害へ転向、今回はコンビ4戦目となる。障害初戦から3着と素質の片鱗を見せた。
「初戦は、前半は無理をせずに回ってきて、レースの後半に脚を使わせるような競馬をしました。良いメンバーが揃うなかで3着だったので、すぐにチャンスはくると思いましたよ」と能力を評価する。

しかし、その後の2戦は5着、8着と物足りない結果に終わった。
「人気をしていましたし、前々の競馬を目指しましたが、結果が出せませんでしたね。道中もかかっているわけではありませんし、ずっと手応え良く進んでいましたが、いざここからというところで手応えがなくなってしまいました」と振り返る。

「現状では、障害初戦のように、後半に脚を使わせるような競馬が合っていると思います。初戦から3着にきたように能力はありますよ。中間も変わりなく順調ですし、前半無理せずに運んで、上手く馬群を捌いて上がっていければやれると思います」と巻き返しを狙う。

日曜阪神4レース・障害4歳上未勝利に出走を予定しているパリスブルー(牝6、美浦・小野厩舎)について、横山義行騎手に話を聞いた。

前走は障害初戦で4着に入る健闘を見せた。
「初障害なので無理をせずに行きましたが、最終障害を飛び終わったあともしっかりしていました。初障害でいきなり掲示板に載るんですから大したものですよ。思っていたよりも頑張ってくれました」と振り返る。

「中間の稽古でも跨りましたけど、前走のときよりも動きが良くなっています。慎重な飛越をするタイプなので、慣れてくればもっとスムーズに飛べると思います。前走の走りからコース替わりも問題ないと思います。良いメンバーが揃っていますけど、1回使った上積みで前進を期待しています」と意欲を見せる。