ルーキー原田敬伍騎手が自身の誕生日に初勝利

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3月9日(土)、2回中京1日目2Rで2Rで9番ニホンピロバロンに騎乗した原田敬伍騎手(栗東・田所秀厩舎)は、12戦目でJRA初勝利を挙げた。

【原田敬伍騎手のコメント】
「直線コースでは歓声が聞こえ、絶対に抜いてやるぞという気持ちで乗っていました。レース後は、スタンドのファンの方々からも、先輩ジョッキーからも「おめでとう」と声をかけてもらい、勝ったのだと実感しました。今年は1つでも多く、30勝以上勝って新人賞を獲りたいです。ニホンピロバロンに乗せてくれた馬主さんや先生にも感謝しています。ずっと母子家庭で育ててもらい、母にはたくさん迷惑をかけていましたし、1つ勝って母を安心させたいという思いが強かったので、今は本当に嬉しいです」

2回中山5日目2Rでアーリーボーイ(出走16頭中10着)に騎乗した伴啓太騎手(美浦・伊藤伸厩舎)はこれが初騎乗となった。

【伴啓太騎手のコメント】
「レース前は緊張していましたが、ファンの歓声を聞いてテンションが上がりました。スタートが上手く切れたので、出来るだけ前の方につけました。道中は折り合いもついて良かったのですが、最後の直線は追うことで必死でした。まだ、ふらつく場面もあったので、先輩方の騎乗を見習ってもっと上手くなりたいです。同期の原田騎手が初勝利を挙げていたので、離されないよう出来るだけ早く一勝したいです」



初勝利を挙げた原田騎手。師匠である田所秀孝調教師とも記念撮影