【中山牝馬S】マイネイサベルが重賞3勝目

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13年3月10日(日)、2回中山6日目11Rで第31回中山牝馬ステークス(GⅢ)(芝1800m)が行なわれ、松岡 正海騎手騎乗の6番人気・マイネイサベルが優勝。勝ちタイムは1.48.5(良)。

2着には3/4馬身差で2番人気・スマートシルエット(牝6、栗東・大久龍厩舎)、3着には1番人気・オールザットジャズ(牝5、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

勝ったマイネイサベルは昨年の府中牝馬Sの勝ち馬。前走、エリザベス女王杯から約4ヶ月ぶりの一戦で3つ目の重賞タイトルをその手中に収めた。馬主は株式会社 サラブレッドクラブ・ラフィアン、生産者は新ひだかの高橋 修氏。馬名の意味由来は「冠名+人名」。ラフィアンターフマンクラブでの募集総額は1300万円。


1着 マイネイサベル(松岡騎手)
「休み明けで少し硬いかなとも思っていたし、ハンデも背負っていたからね。正直、自信はなかった。ただ、終わってみれば、ちょうどいいスタイルに仕上がっていたよ。馬がしっかりし、力を付けている。思ったとおりの展開となり、ちょうどオールザットジャズを見るかたちになり、乗りやすかったね。東京のほうがいい馬だし、春のG1に向け、これからもっと良くなるはず。あとは本番で自分がうまく乗れれば、いい結果が出るんじゃないかな」

2着 スマートシルエット(蛯名騎手)
「あと一歩だったね。なんとか引退レースを勝たせたかった。いまひとつ弾けなかったけど、併せ馬になっていたら、もっとやれたと思う」

3着 オールザットジャズ(C・デムーロ騎手)
「元気があり余っている感じで、向正面でかかってしまった。それでも、いいレースができたよ。勝ち馬は強かったね」

4着 オメガハートランド(内田博騎手)
「馬込みがダメなイメージを受けていたが、窮屈になっても我慢できた。最後までよく伸びているしね。ただ、外に出したいときに出せなかったのが痛かった」

5着 ダイワズーム(北村宏騎手)
「ゲートをうまく出て、自分のペースに持ち込めた。ただ、3、4コーナーか少しつらかったね。離されていないし、よくがんばっているんだけど」

6着 フミノイマージン(太宰騎手)
「荒れているインをさけて外を走らせました。最後はよく伸びています。負けてはダメなんですが、改めて能力を感じ取ることができました」

7着 アイスフォーリス(横山典騎手)
「もう少しゆっくり進めたかった。でも、最後までがんばって伸びているよ」

8着 アカンサス(三浦騎手)
「荒れた馬場ではトモを取られがち。走りやすいところを選んで走らせたんだ。そのぶん、めロスがあり、内外の差は大きかった」

9着 サンシャイン(藤岡康騎手)
「イメージした競馬はできましたが、早めに来られて抵抗できませんでしたね」

10着 アラフネ(丸田騎手)
「もう少し折り合えれば。距離延長が響きました」

12着 トシザマキ(村田騎手)
「切れなくてもじりじり伸びるタイプ。もう少し早めにスパートしたかったのですが、他馬に動かれて。でも、馬はだんだん良くなっている」

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マイネイサベル
(牝5、美浦・水野厩舎)
父:テレグノシス
母:マイネレジーナ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:19戦4勝
その他の重賞勝利:
12年府中牝馬ステークス(G2)
10年新潟2歳ステークス(G3)


撮影:武田明彦

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