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-フィリーズレビュー-平林雅芳の目
2013/3/12(火)
日曜阪神11R
フィリーズレビュー(G2)
芝1400m
勝ちタイム 1.22.1
メイショウマンボ(牝3、スズカマンボ・栗東・飯田明厩舎)
馬の間を割ってメイショウマンボが伸びてきた!!
4コーナー先頭で廻ったティズトレメンダスが、そのまま押し切るのかと思えた残り1ハロン。今度は内からナンシーシャインが抜け出して、逃げ込まんとする。ティズトレメンダスもまだ粘っているが、内からノーブルコロネットが伸びて追い合いとなった。
そんな内めの馬で決まるのかと思えた残り50メートルだったが、馬群の中から抜け出てきたメイショウマンボが、それらをひと飲みする脚色で一気に交して、先頭となってゴールを通過した。
人気を二分したサウンドリアーナにサンブルエミューズは、末脚が持続せずに終わった。
比較的、各馬悪くないゲートの出であった。出た後で、ドラゴンサクラにタガノハピネスがダッシュがついてなかった様子。どれが行くのだろうという出方だったスタート直後。内を観るティズトレメンダスの川須Jがあった。
そんな中からサマリーズが行った。サンブルエミューズがピッタリと馬体を並べていたが、1ハロンを行かぬ間に下げ気味となる。同じ時に、内からナンシーシャイン、サウンドリアーナが上がって行くが、いちばん前まで行きそうな勢いで少し控える。
1ハロンはとうに過ぎてたあたりで、メイショウマンボも直ぐ後ろの6番手ぐらいにいた。
2ハロンを過ぎて、今度はティズトレメンダスが外からサマリーズに並んで行く。
3ハロンを通過。34.9と、数字上ではマズマズだが、遅い流れに見える。ラトーナが上がってきて、3番手につける。直ぐ後ろにニシノモンクスもいた。ラトーナはさらに順位を上げて前の2頭に並ぶ勢いでいく。その直後の絶好位にサンマルエミューズがいる。さらに馬群は固まって4コーナーへと入って行く。
カーヴを廻ってくる時には、一番内のサマリーズはもう手応えが怪しくなっている。ティズトレメンダスが先頭となる。真後ろにいたサンマルエミューズが、外へ出すのが見えた。その開いた処へサウンドリアーナが入ってくる。バテだしたサマリーズの内へ、ノーブルコロネットが潜りこむ。
残り1ハロン、ティズトレメンダスの外へ出したサンマルエミューズ。勢いから勝つのだろうと思えた。ティズトレメンダスの内からナンシーシャインの勢いもいい。
ナンシーシャインが今度は前へ出た!と思った瞬間に、外をメイショウマンボの勢いの良さが目に入った。
ニシノモンクスとシーブリーズライフの間をこじ開ける様に出てきたメイショウマンボ。その2頭の間を割る時にステッキを多発したが、抜け出てからはもう手綱を押すだけ。内でナンシーシャインが2番手に上がっていたが、もう勢いの差があり過ぎるものだった。
かくして1馬身半の差をつけて勝利。2着ナンシーシャイン。権利が獲れる3着争いが微妙。最内のノーブルコロネットの勢いと粘るティズトレメンダスだったが、ティズトレメンダスが頑張った。
内有利の傾向にある中で外から差し切ったメイショウマンボ。この2戦は大外強襲だったが、今回は馬の中を縫うように出てきた。
この末脚は脅威である。桜へ向けて視界良好と言っていいだろう。
今年の桜は乱れ咲きかも知れないな・・と思えるものだった。
平林雅芳 (ひらばやし まさよし)
競馬専門紙『ホースニュース馬』にて競馬記者として30年余り活躍。フリーに転身してから、さらにその情報網を拡大し、関西ジョッキーとの間には、他と一線を画す強力なネットワークを築いている。
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