世代最後の新馬戦は戸崎圭太&セツナが叩き合い制す

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13年3月17日(日)、2回中山8日目4Rでサラ系3歳新馬(ダ1800m)が行なわれ、戸崎 圭太騎手騎乗の1番人気・セツナが優勝。 直線でいったんは2着馬に詰め寄られたが、そこから盛り返し、叩き合いをしぶとく制した。勝ちタイムは1:56.5(良)。

2着にはアタマ差で4番人気・コナピーベリー(牡3、美浦・国枝厩舎)、3着には2番人気・エルドリッジ(牡3、栗東・白井厩舎)が続いて入線した。

勝ったセツナの馬主は林 正道氏、生産者はアメリカのAnn Lorenson Lynch。馬名の意味由来は「刹那。仏教の時間概念の一つで最小単位」。今世代最後の新馬戦を制した。
なお、この勝利で騎乗していた戸崎圭太騎手は今週5勝目と勢いに乗っている。

1着 セツナ(戸崎騎手)
「素質馬だと聞いていましたが、そのとおりでした。外枠が良かったですし、じっくり進めることができましたよ。それでいて遊んでいる感じで、馬が来れば伸びる手応えがありましたね。直線で迫られたとはいえ、余裕はありました。競馬が上手です」

2着 コナピーベリー(松岡騎手)
「負けたといっても、素質はかなり。うまく運べたけど、気性がまだ子供だからね。使われて良くなるタイプだよ」

4着 ウエスタンパレス(太宰騎手)
「稽古は動いていましたが、まだ体に余裕があります。次は変わるでしょう」

5着 トゥービーハッピー(岩田騎手)
「素直でいい馬。ボリュームが出たら、もっと良くなってくるよ」

6着 カゼノサファイア(村田騎手)
「追い切りの感じがすごく良かった。牡馬相手にがんばっているし、まだまだ成長しそうだね」

7着 カンボレバン(北村宏騎手)
「本気じゃない。経験を積めば、良くなってくる」

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セツナ
(牡3、美浦・田村厩舎)
父:War Chant
母:Tigresa
母父:Tejano



写真:武田明彦

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