【スプリングS】2番人気5着マンボネフュー「完成されてくれば…」

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3週連続重賞勝ちの国枝厩舎が送り込んだマンボネフューだが、もうひと押しがなく5着に終わった

2着 タマモベストプレイ(和田騎手)
「マイナス体重でしたが想定内。輸送を経てもイレ込みはきつくなく、課題はすべてクリアできました。速い流れなのに、最後まで渋太さを見せてくれましたよ。価値ある2着です。万全の態勢で本番に臨めれば」

3着 マイネルホウオウ(柴田大騎手)
「ポジションにこだわらず、折り合い重視で挑みました。収穫がありましたね。この内容ならば、皐月賞につながります」

(畠山吉調教師)
「1コーナーで追いかけて、いい位置をとりにいっても、出していくと掛かる心配もありますからね。きょうは枠の差と位置取りもあったと思います。舌を縛るようにして乗りやすくなったし、パドックでも落ち着きが出てきているように、レースを重ねるごとに成長していますね。今後にメドのつく内容でした」

4着 フェイムゲーム(北村宏騎手)
「スタートで伸び上がって出ても、すぐにスピードに乗った。1コーナーで張られたが、折り合いが付いたしね。でも、3コーナーで厳しいかたちになった。それでも脚を見せているし、走る馬だよ」

5着 マンボネフュー(蛯名騎手)
「スムーズに競馬ができたけど、前を捉えられず、後ろからも交わされてしまった。レース前のポケットから緊張していたし、道中でもちょっと力んでいたからね。精神面だけでなく、体力も付ききっていない。完成されてくれば、もうひと伸びできるはずだよ」

6着 サーストンニュース(戸崎騎手)
「道中は折り合いに専念しました。寄られてもよく我慢していましたよ。ただ、エンジンをかけたところで前が開かず、いったんブレーキを踏むシーンがありましたからね。あのまま行ければ、また結果は違ったと思います」

7着 ヘルデンテノール(吉田豊騎手)
「ゲートは出たが、小脚を使えるタイプではない。ポジション争いは熾烈で、後ろからのレースになった。外から伸びているが、まだトモがパンとしていないから、何度も手前を替えていた。これからの馬だよ」

8着 マイネルストラーノ(津村騎手)
「重賞ですから普段よりは多少、出していかないと進んで行けないですからね。それでも、終いを活かそうとして、直線では『オッ』思うところがあったけれど、もっとパンパンのほうがいい馬。伸びきれませんでした。ただ、素質を感じますね。将来が楽しみです」

9着 シンネン(北村友騎手)
「具合は良くなっています。ただし、テンションが高く、ゲートで立ち上がりそうになりました。うまく噛み合えば、オープンでもやれる馬です」

10着 アクションスター(池添騎手)
「ゲートもそうだし、ところどころでジャンプ。スムーズさを欠いてしまった」

11着 アドマイヤオウジャ(岩田騎手)
「前半で力んでしまった。まだ若い馬。良さを出せなかったね」

13着 ワイルドドラゴン(田辺騎手)
「逃げて勝ったことがありますし、かかる面が課題です。気分を損ねないように行かせましたが、厳しい展開になりましたね」

14着 ザラストロ(松岡騎手)
「引っかかったよ。抑え切れなかった」

16着 クレバーユニバース(田中勝騎手)
「フワッと出したかったんだけれどなあ。噛んじゃったね」