【毎日杯】オメガキングティー&ガイヤースヴェルト、2頭出し斎藤厩舎レポ

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20日、土曜阪神11レース・毎日杯(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、黄梅賞1着のオメガキングティー(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F67.9-52.7-38.9-13.6をマークした。

【鈴木助手のコメント】
「良い意味で遊びのある走りをする馬で、エンジンのかかりが遅いところがありますけど、内田騎手が矯正しながら上手く乗ってくれましたね。決して得意とは言えない中山マイルで連勝をしていますから、能力はあると思います。同じ中山マイルのニュージーランドトロフィーへの出走も考えましたが、道中の走りの感じから距離を延長したほうがいいだろうということで、毎日杯に目標を絞りました。
レースではコントロールしやすい馬ですが、普段はカリカリするところがあるので、体が減り過ぎないように気をつけて調整してきました。新潟に輸送したことがあるので大丈夫だとは思いますけど、より万全の態勢で出走できるように、木曜朝に輸送をして金曜日にスクーリングをする予定です。距離が延びるのは良いと思いますし、楽しみです」



前走、3歳500万下(2/9・東京・ダ1600m)2着のガイヤースヴェルト(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)は、柴山雄一騎手(レースではA.シュタルケ騎手が騎乗予定)を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.8-51.5-37.7-12.9をマークした。

【鈴木助手のコメント】
「初戦は大雪のなかダートで圧勝していますし、2戦目も2着とはいえ外を回ってあそこまで来るんですから、強い内容の競馬だったと思います。前走後はノーザンファーム天栄へリフレッシュ放牧に出しました。今回は初めての芝になりますが、デビュー戦も芝からの使い出しを考えていました。
競馬振りと適性を考えて毎日杯に出走することにしましたが、東京のマイルでも忙しいくらいだと前走後にジョッキーが言っていたくらいなので、1800は問題ないと思います。馬房にいるときは大人しいですけど、レースに行くと勝ち気な面を見せますね。今のところはそれが良い方に出ています。調教が2週続けて好内容でしたし、こちらも楽しみです」