【高松宮記念】ロードカナロアさすが!スプリントG1 3連勝!!

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13年3月24日(日)、2回中京6日目11Rで第43回 高松宮記念(GⅠ)(芝1200m)が行なわれ、岩田 康誠騎手騎乗の1番人気・ロードカナロアが優勝。勝ちタイムは1:08.1(良)。

2着には1.1/4馬身差で2番人気・ドリームバレンチノ(牡6、栗東・加用厩舎)、3着には10番人気・ハクサンムーン(牡4、栗東・西園厩舎)が続いて入線した。

戦前は各陣営からも激しい先行争いも予想されていたが、ハクサンムーンがスピードの違いでハナに立ち、程なく流れは平静に。テンの3Fは34秒2と、G1としてはユッタリした流れで推移。
圧倒的1番人気に支持されたロードカナロアは中団を追走したまま直線を向くと、先行馬、前を行くサクラゴスペルが内に。そこへ、スペースが開いた馬場の中目からスパートをかけると、一気に後続を突き放した。

勝ったロードカナロアは昨年の最優秀短距離馬。昨秋はスプリンターズSでG1を初めて制し、香港スプリントも2馬身半差の圧勝。これで史上初のスプリントG1 3連勝となった。 馬主は株式会社 ロードホースクラブ、生産者は新日高町のケイアイファーム。馬名の意味由来は「冠名+ハワイに伝わる海の神」。

管理する安田隆行厩舎は、昨年に続き高松宮記念は連覇。スプリントG1は一昨年のスプリンターズSから5連勝の快挙となった。

【岩田康誠騎手のコメント】
「きょうという晴れ舞台に、凄い数のファンの方が押し寄せたなかで、こういう姿をみせられて嬉しいです。強い馬だけれど、何がおこるのかわからないのが競馬。気を引き締めて行きました。
トモを滑らせて出負けしてしまいましたが、結果的にはいい競馬になりました。3週間ぐらい前から、緊張というか、追い詰められた部分もありましたが、このレースを勝って、ドバイに向けて頑張ろう、という思いでした。今後も岩田康誠とロードカナロアの走りを観に来てください」

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ロードカナロア
(牡5、栗東・安田厩舎)
父:キングカメハメハ
母:レディブラッサム
母父:Storm Cat
通算成績:15戦10勝
その他の重賞勝利:
12年香港スプリント(G1)
12年スプリンターズS(G1)
13年阪急杯(G3)
12年シルクロードS(G3)
11年京阪杯(G3)




撮影:高橋章夫

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