ハノハノが前走14着からガラリ一変…船橋S

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13年3月30日(土)、3回中山3日目11Rで船橋ステークス(芝1200m)が行なわれ、蛯名 正義騎手騎乗の3番人気・ハノハノが優勝。勝ちタイムは1:07.4(良)。

2着にはクビ差で8番人気・シルクウェッジ(牡6、美浦・和田道厩舎)、3着には6番人気・リュンヌ(牝6、栗東・服部厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたジョーオリオンは10着に敗れている。

勝ったハノハノは昨年の同時期に現級でも勝ち負けしていた実力馬。再昇級の前走では14着に敗れていたが、2戦目でガラリ一変。オープン入りを果たしている。馬主は株式会社 錦岡牧場、生産者は新冠の錦岡牧場。馬名の意味由来は「素晴らしい(ハワイ語)」。

1着 ハノハノ(蛯名騎手)
「1回使って状態が良くなっていました。乗り方は任されていたので、注文のつく競馬をすると終いが甘くなりそうなイメージがありましたし、出たなりで馬の気持ちに任せたレースをしました。道中もロスなく、直線でも上手く外に進路をとれて、全てが噛み合いましたね」

2着 シルクウェッジ(和田道調教師)
「体重増は戻った分です。これまではスムーズさを欠くレースが続いていましたが、今日は良い位置で運べたことが良かったと思います。元々このクラスでもやれる力はありますし、好走歴のない中山でこれだけやれたのは良いですね。これなら相性の良い東京コースで楽しみです」

3着 リュンヌ(村田騎手)
「動きに柔らかみがあって、追い切りのときよりも具合が良かったです。もう少し走りにメリハリが欲しいですけど、この時計でこれだけやれれば十分ですよ。ただ、あともうワンパンチ欲しいですね」

4着 ダノンフェアリー(角居調教師)
「休み明けで、気持ちが前向き過ぎました。体は余裕がありましたけど、速い時計にも対応出来ていますし、あとはリラックスして走れれば更に良いですね」

5着 エトピリカ(大野騎手)
「速い時計のなかでも、最後は差してきていますし、よく頑張っていますよ。このクラスでもメドの立つ内容のレースが出来ました」

10着 ジョーオリオン(吉田豊騎手)
「1200は忙しかったですね。道中で力んだり、コーナーでモタモタしたり1200に対応出来ていませんでした」

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ハノハノ
(牡5、栗東・西園厩舎)
父:アドマイヤコジーン
母:プロミネントカット
母父:トニービン
通算成績:27戦5勝



写真:武田明彦

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