【産経大阪杯】オルフェーヴル堂々の差し切りで今年初戦を飾る!

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13年3月31日(日)、2回阪神4日目11Rで第57回 産経大阪杯(GⅡ)(芝2000m)が行なわれ、池添 謙一騎手騎乗の1番人気・オルフェーヴルが優勝。勝ちタイムは1:59.0(良)。

2着には1/2馬身差で2番人気・ショウナンマイティ(牡5、栗東・梅田智厩舎)、3着には5番人気・エイシンフラッシュ(牡6、栗東・藤原英厩舎)が続いて入線した。

オルフェーヴルは五分のスタートを切ると、焦らず1コーナーは10番手で通過。3コーナーに差し掛かるころから徐々にポジションを押し上げると、外を回って進出。直線で先を抜けだしたエイシンフラッシュらを交わし、貫禄のレースぶりをみせつけた。

勝ったオルフェーヴルは昨年、阪神大賞典での大逸走、天皇賞での惨敗など、厳しい上半期シーズンを乗り越え、宝塚記念を制覇。秋は凱旋門賞で2着、ジャパンカップではジェンティルドンナも惜敗。今年は昨年の借りを返すべく、ここから始動。今年初戦をキッチリと飾った。 馬主は有限会社 サンデーレーシング、生産者は(有)社台コーポレーション白老ファーム。馬名の意味由来は「金細工師(仏)」。所属するサンデーサラブレッドクラブでの募集価格は6000万円だった。

【池添謙一騎手のコメント】
「断然人気でしたし、今年最初のレース。結果も当然、求められていたので、ホッとしたのが一番です。レースはゲートを出てから考えようと思っていましたが、いいスタートで、道中もいい感じリズムよく、呼吸を整えながら運べました。
後ろにハマ(ショウナンマイティの浜中騎手)がいるのはわかっていたのですが、つかまえにいかないといけないので、4角手前から自分から仕掛けていきました。休み明けだったので、この馬にしては少しモタモタはしましたね。
今日はいい感じでしたね、牧場からいい感じで調整できていたので、馬自身も乗った時はイライラしていたんですけれど、速い返し馬をしたら、(ハミが)抜けてくれました。みなさんが求めるものに突き進んでいくと思うし、それに僕がいられれば、いいと思います。(自身のフランス遠征については)日本を離れるにはクラシックですし、この馬のために行くので、簡単ではないと想いますが、頑張っていきたいと思います」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

オルフェーヴル
(牡5、栗東・池江厩舎)
父:ステイゴールド
母:オリエンタルアート
母父:メジロマックイーン
通算成績:18戦10勝
その他の重賞勝利:
12年宝塚記念(G1)
11年有馬記念(G1)
11年菊花賞(G1)
11年東京優駿(G1)
11年皐月賞(G1)
12年フォワ賞(G2)
11年神戸新聞杯(G2)
11年スプリングS(G2)




撮影:高橋章夫

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