【皐月賞】カミノタサハラの国枝師「満足のいく状態」

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10日、日曜中山11レース・皐月賞(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、弥生賞1着のカミノタサハラ(牡3、美浦・国枝厩舎)は、蛯名正義騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F83.4-68.1-53.8-39.9-13.2をマークした。

【国枝栄調教師のコメント】
「前走は、難しいペースでしたがジョッキーが上手く判断して勝ちに行ってくれました。馬も手応えがもうひとつに見えましたが、並んでからもうひと伸びする勝負根性を見せてくれて、良い競馬が出来たと思います。今日の追い切りは、マイネルキッツが前を走っていましたが、実質ヒラボクディープと2頭併せの形でした。先週の追い切りも良い動きでしたが、今日も折り合いが非常にスムーズで、余力を残していた分、終いも伸びていました。
レースを使いながら体もシャープになって実が入ってきているので、気持ちに余裕が出てきたと思います。いざとなるとピリッとしますし、気持ちの切り替えが出来ますよ。馬場状態や枠順の関係もあって何とも言えませんが、理想としてはロスなく終いを生かす競馬が出来れば、と思っています。その辺りはジョッキーにお任せします。満足のいく状態ですし、トライアルを勝ってここまで来れたので、本番もクリアしてほしいですね」