オークスへの最終切符はリラコサージュとフロアクラフト…スイートピーS

トピックス

13年4月28日(日)、2回東京4日目11RでスイートピーS(芝1800m)が行なわれ、田中 勝春騎手騎乗の3番人気・リラコサージュが優勝。勝ちタイムは1.47.1(良)。

2着には1/2馬身差で6番人気・フロアクラフト(牝3、栗東・西園厩舎)、3着には5番人気・ダイワストリーム(牝3、美浦・上原厩舎)が続いて入線。1番人気に支持されたディープサウスは11着に敗れている。

勝ったリラコサージュは勝ち上がりこそダートだったものの、前走のフラワーCでは3着と好走。芝にも適性を示していた。馬主は株式会社 ロードホースクラブ、生産者は新ひだかのケイアイファーム。馬名の意味由来は「ライラック(仏)の花飾り」。ロードサラブレッドオーナーズの募集総額は2100万円。

1着 リラコサージュ(田中勝騎手)
「いい位置で上手く流れに乗れたね。折り合いさえつけば、距離は持つタイプだし、直線では上手く交わすことができたよ」

2着 フロアクラフト(松山騎手)
「ゲートで待たされましたが、すっと出てくれましたし、リズム良く走れました。直線もいい脚。最低限の仕事(オークスの出走権を確保)はできたとはいえ、着差が着差だけに勝ちたかったですね」

3着 ダイワストリーム(田辺騎手)
「ゲートでそわそわし、出負けしました。初めての距離ですし、リズム重視で乗りましたよ。最後はよく伸びました。使っていけば、落ち着きが出ると思いますし、今後が楽しみですね」

4着 エスターブレ(川須騎手)
「2走ぶりに乗りましたが、きょうはテンションが高かったですね。どうかなと心配していましたが、レース自体はスムーズでした。前が止らない馬場を考え、早めの競馬。よくがんばってくれました。力を付けていますよ」

5着 クラリティーエス(吉田豊騎手)
「道中はいい感じで運べたし、4コーナーもうまくさばけた。もう少しだったが、直線もよく伸びている。だいぶ力を付けてきた。秋が楽しみ」

6着 カナルナニ(江田照騎手)
「能力はある。もう少し内目で競馬をしたかったね。テンションの高さも課題。コントロールが利くようになれば、もっと走れるよ」

7着 トロワボヌール(柴田善騎手)
「まだ幼いよ。返し馬で終わった感じ。長い目で成長を待ちたい」

8着 ローズマンブリッジ(石橋脩騎手)
「前走の沈むイメージがなかったですね。かかることはなかったのですが、だらっと走ってしまった感じ。それにしても伸びなかった。ただ、これが2戦目ですから。これからの馬です」

11着 ディープサウス(四位騎手)
「いいスタートを切り、流れに乗れたが、4コーナーでは手応えがなかったね。現時点では力不足を認めざるを得ない。でも、まだ幼く、成長の余地はかなり残している。秋に期待したいよ」

【このレースの全着順・払戻金はこちら】

リラコサージュ
(牝3、栗東・藤原英厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:サッカーマム
母父:Kingmambo
通算成績:6戦2勝


※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。