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【NHKマイルC】ユーイチ、リチャードに「マイルは適距離」
2013/5/1(水)
5日(日)に行われるNHKマイルC(G1)に出走予定のコパノリチャード(牡3、栗東・宮厩舎)に騎乗する福永祐一騎手の一問一答(1日、最終追い切り後)は以下の通り。
-:おはようございます。まず今朝の追い切りなんですが、坂路で53秒3~12秒4、まず先生からどういった指示があったか教えてください。
福永祐一騎手:おはようございます。「一頭先行させて、その馬の後ろで我慢して、残り1Fで抜け出す形で」という指示でした。
-:そして、その動きの評価を教えてください。
福:そうですね、以前乗ったイメージから少し掛かるイメージがあったんですけれども、今日は前半からスムーズでうまく脚もたまってましたし、最後の1Fの伸びは非常に良かったんでね、いい内容だったんじゃないかなと思います。
-:その以前、乗られた千両賞、直線抜け出したところ、最後かわされての2着という結果でしたけれども、あの時のレースの印象を少し教えていただけますか?
福:返し馬の段階ですごくいい感触があったので、イイ馬だと思いましたし、初戦が逃げる形で勝っていたので、2戦目、ちょっと控える競馬もしていったほうがいいんじゃないかな、という思いもあったんで、あまり行きたくはなかったんです。まあスピードの違いで押し出されていくような形で、2番手にはなりましたけど、若干、馬が力みながら競馬をしてまして、最後に差されてしまったとはいえ、勝った馬も後に重賞で常に上位にくるような馬。逃げ一辺倒では展開に左右される馬になってしまいそうだったので、控える形を試みたんですけれども、あの頃はうまくタメは利き辛かったですね、当時は。
-:となりますと、その時に比べるとかなりこう、レースぶりも成長があるとみてよろしいんですか?
福:その当時の調教で跨っていないんで、単純に調教での比較はできないんですけどれも、今日跨った印象では上手くタメが利くようになってましたし、以前乗った時の印象より、乗りやすくなっているなっていう感触は、得ました。
-:今日の調教のお話を聞いていますと、やはり本番のレースへ向けて、前に行くだけじゃなくて、ちょっと様々なレースができるようにと、幅を広げるというような意図がかなりあったお感じですか?
福:先々はそういうレースもできるようになっていけばいいとは思います。まあ、現時点ではスピードが勝っている馬ですし、先行していい結果を出している馬ですから。G1で初めて何かを試みるということはないとは思うんですけれども、どういった指示が出るかまだ分からないので、当日またオーナー、トレーナーと相談して、どういう乗り方でいくかということは決まると思います。
-:昨年はカレンブラックヒルが初めてマイルカップを逃げ切って勝ったということで、それ以外では、ジョーカプチーノを除いては比較的後ろから追い込む、差すレースが多いレースです。そういった中、東京のマイルに臨むに於いて、福永ジョッキーがこの馬とともに思い描いているイメージ、何かありましたら教えてください。
福:そうですね、まあどういう形にしてもリラックスして直線まで向ければいいなと思いますし。ただ、スピードが勝っている馬ですから、それを無理やり押さえ込んで後ろから行くのも、馬の気持ちに反することなのかなという思いもありますし、あくまでも、馬の気持ちに沿ったうえでの騎乗をしたいなとは考えています。
-:「スピードが勝った」というふうにおっしゃっていますけれども、この馬の良さとなりますと、やはりそういった点ですか?
福:そうですね、スピードの持続力もある馬ですし、マイルはおそらく適距離のレースだと思いますので、その持っているスピードをうまく生かした競馬ができればと考えています。
-:あとは馬の気持ちの問題ですが、前走は2000メートル、コーナー4回というレースを使って、その後、再びマイルに戻るわけですけれども、そういった意味での切り替えというのは、馬というのはごく一般的な話ですが、割とできそうな感じですかね。
福:どうですかね、コーナー4つの競馬と2つの競馬では、全然、馬の走り方も違いますしね……。まあ、前走の条件よりは好転するのは間違いないですし、状態のほうも担当者の方に聞いたら、前走の皐月賞の時よりは良くなっているということなんで、今回は十分チャンスあると思いますし、期待して臨みたいと思ってます。
-:実績のあるマイルに戻ってのレースということで注目も大きく集めると思います。それでは最後に福永さんからレースに向けての見通しを、ひと言いただけますか?
福:非常にいいコンディションで臨めそうなんで、マイルもピッタリだと思いますんで楽しみにしています。たくさんの人に応援していただいて、何とか勝てるように頑張りたいと思いますんで、よろしくお願いします。
-:おはようございます。まず今朝の追い切りなんですが、坂路で53秒3~12秒4、まず先生からどういった指示があったか教えてください。
福永祐一騎手:おはようございます。「一頭先行させて、その馬の後ろで我慢して、残り1Fで抜け出す形で」という指示でした。
-:そして、その動きの評価を教えてください。
福:そうですね、以前乗ったイメージから少し掛かるイメージがあったんですけれども、今日は前半からスムーズでうまく脚もたまってましたし、最後の1Fの伸びは非常に良かったんでね、いい内容だったんじゃないかなと思います。
-:その以前、乗られた千両賞、直線抜け出したところ、最後かわされての2着という結果でしたけれども、あの時のレースの印象を少し教えていただけますか?
福:返し馬の段階ですごくいい感触があったので、イイ馬だと思いましたし、初戦が逃げる形で勝っていたので、2戦目、ちょっと控える競馬もしていったほうがいいんじゃないかな、という思いもあったんで、あまり行きたくはなかったんです。まあスピードの違いで押し出されていくような形で、2番手にはなりましたけど、若干、馬が力みながら競馬をしてまして、最後に差されてしまったとはいえ、勝った馬も後に重賞で常に上位にくるような馬。逃げ一辺倒では展開に左右される馬になってしまいそうだったので、控える形を試みたんですけれども、あの頃はうまくタメは利き辛かったですね、当時は。
-:となりますと、その時に比べるとかなりこう、レースぶりも成長があるとみてよろしいんですか?
福:その当時の調教で跨っていないんで、単純に調教での比較はできないんですけどれも、今日跨った印象では上手くタメが利くようになってましたし、以前乗った時の印象より、乗りやすくなっているなっていう感触は、得ました。
-:今日の調教のお話を聞いていますと、やはり本番のレースへ向けて、前に行くだけじゃなくて、ちょっと様々なレースができるようにと、幅を広げるというような意図がかなりあったお感じですか?
福:先々はそういうレースもできるようになっていけばいいとは思います。まあ、現時点ではスピードが勝っている馬ですし、先行していい結果を出している馬ですから。G1で初めて何かを試みるということはないとは思うんですけれども、どういった指示が出るかまだ分からないので、当日またオーナー、トレーナーと相談して、どういう乗り方でいくかということは決まると思います。
-:昨年はカレンブラックヒルが初めてマイルカップを逃げ切って勝ったということで、それ以外では、ジョーカプチーノを除いては比較的後ろから追い込む、差すレースが多いレースです。そういった中、東京のマイルに臨むに於いて、福永ジョッキーがこの馬とともに思い描いているイメージ、何かありましたら教えてください。
福:そうですね、まあどういう形にしてもリラックスして直線まで向ければいいなと思いますし。ただ、スピードが勝っている馬ですから、それを無理やり押さえ込んで後ろから行くのも、馬の気持ちに反することなのかなという思いもありますし、あくまでも、馬の気持ちに沿ったうえでの騎乗をしたいなとは考えています。
-:「スピードが勝った」というふうにおっしゃっていますけれども、この馬の良さとなりますと、やはりそういった点ですか?
福:そうですね、スピードの持続力もある馬ですし、マイルはおそらく適距離のレースだと思いますので、その持っているスピードをうまく生かした競馬ができればと考えています。
-:あとは馬の気持ちの問題ですが、前走は2000メートル、コーナー4回というレースを使って、その後、再びマイルに戻るわけですけれども、そういった意味での切り替えというのは、馬というのはごく一般的な話ですが、割とできそうな感じですかね。
福:どうですかね、コーナー4つの競馬と2つの競馬では、全然、馬の走り方も違いますしね……。まあ、前走の条件よりは好転するのは間違いないですし、状態のほうも担当者の方に聞いたら、前走の皐月賞の時よりは良くなっているということなんで、今回は十分チャンスあると思いますし、期待して臨みたいと思ってます。
-:実績のあるマイルに戻ってのレースということで注目も大きく集めると思います。それでは最後に福永さんからレースに向けての見通しを、ひと言いただけますか?
福:非常にいいコンディションで臨めそうなんで、マイルもピッタリだと思いますんで楽しみにしています。たくさんの人に応援していただいて、何とか勝てるように頑張りたいと思いますんで、よろしくお願いします。
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