【ヴィクトリアM】名伯楽も興奮のサウンド「はやる気持ちを…」

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8日、日曜東京11レース・ヴィクトリアマイル(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、阪神牝馬ステークス1着のサウンドオブハート(牝4、美浦・松山康厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F52.0-37.6-24.2-11.7をマークした。

【松山康久調教師のコメント】
「前走はよく頑張ってくれましたね。続けて同じような競馬をして、しかも勝つんですから偉い馬です。元々期待をしていた馬で、昨年の桜花賞で膝を痛めてしまって、そこから時間がかかりましたけど、大事にしてきたことが今に生きてきたと思います。間隔を詰めて使っていますけど、安定した状態できています。
先週も普段通りの動きでしたし、今週は終い重点でやりましたけど、馬は平常心で、前走よりも少し良いくらいの仕上がりだと思います。普段の稽古でもだいぶ落ち着いてきましたし、レースでも冷静なので1マイルは大丈夫だと思います。
東京マイルは初めてですが、折り合いをつけて終いを上手く生かせればG1のここでも接戦になるでしょうし、運が良ければ頭ひとつ抜けられるかと思っています。折り合いに関しては池添騎手も自信を持っているようですし、心配はしていません。
前走がけっこう道悪だったので週末の雨予報も心配していませんし、逆に言えば運も味方をしてくれているかと大歓迎です。血統の裏付けがありますし品があって頭も良い、動かせばしっかりと走るし切れもあるという、こういう馬はほとんどいません。馬は落ち着いているのに、人間の方がはやる気持ちを抑えられないくらいです。応援してくださる方たちの期待に応えたいです」