【オークス】桜スキップのプレジール「休ませたことで…」

トピックス

15日、日曜東京11レース・オークス(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、フラワーカップ1着のサクラプレジール(牝3、美浦・尾関厩舎)は、助手を背に坂路コースで追われ、4F49.4-35.5-23.6-11.9をマークした。

【尾関知人調教師のコメント】
「前走は2戦目で重賞を勝ちましたし、よく頑張ってくれたと思います。桜花賞に行ければ、という思いもありましたが、レース後の状態を考えるとあのまま桜花賞に行っても難しそうな感じがしましたし、先の楽しみがある馬なのでオーナーと相談してオークスに向かうことにしました。休ませたおかげで体に痛いところもありませんし、カイバも食べています。
2400という距離とレース間隔が開いていることを考えて、先々週と先週は長めにやりました。どちらも横山典弘騎手に乗ってもらいましたが、『無駄なことをせずゴーサインに反応をするし、精神面で良くなっている』と評価してくれました。もうある程度できているので、今日は坂路でやりました。予定より時計が速くなりましたけど、馬は無理をしている感じではありませんし、調子が良いということだと思います。
東京コースは経験していますし、クセのある馬でもなくコントロールがきくので、能力を出すうえでは東京2400という舞台に心配はありません。テン良し中良し終い良しという馬なので、あとはジョッキーが展開を上手く読んで乗ってもらえればと思っています。
厩舎としても、昨年オークス、ダービーに出走させてもらいましたが、レースに向かっていく過程は得がたい経験でした。幸いにしてまたこういうチャンスをいただいたので、オーナーやこの馬に携わってきた方々に報いることが出来るように、良い結果を出したいと思っています」