藤沢和雄の三本の矢：フラムドグロワール｢お母さんはオークス馬｣

【秋華賞2024】負けられない戦いのカギは末脚性能！牝馬三冠最終戦をジャッジ！

提供：重賞トレンドジャッジ

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26日(日)に行われる日本ダービー(G1)に出走予定のフラムドグロワール(牡3、美浦・藤沢和厩舎)を管理する藤沢和雄の一問一答は以下の通り(※23日、最終追い切り後)。

－：今日の調教はどんな主眼をおかれましたか？

藤：マイル、1800でしっかり頑張ってくれて、期待した2000mの時(京成杯)は雪で競馬が流れてしまって、短期間に2回の輸送ということで、うまく行かなかったんです。それでも、長い距離は元々は期待していたんですけれど、経験が無いということで。 ただ、ついこの間、マイルの激しいレースを使った後なので、そんなに強い調教はいらないということで、本当に流す程度でした。東京の2400のポケットの待機所でスクーリングをさせることもできましたから。
あと、短期間に2回も輸送して、あまり馬運車が合わなかったので、前走の時も東京に入っていましたが、ずいぶん当日も雰囲気は良かったし、今回もそうしてみたんです。

－：馬の後ろで、前の馬を交わさないように我慢させるような、そんなふうに見えたんですが、そのあたりというのは？

藤：競馬はスタートが上手で、どちらかというと、負けん気は強いし、力はあるんですけれど、今度は2400ですから、｢ひと息で｣というわけに行かないんで、乗り役のアドバイスというか、｢こうした方がいいだろう｣ということで、ああいう調教にしてみました。

－：NHKマイルから中2週となりますが、馬の状態はいかがでしょうか？

藤：昨日来て、美浦でも15－15程度は調教してあったし、見てのとおり元気は良いし、今年はまだ、前回だけなので、ずいぶん体調は上がっているように見えます。

－：レースに向けて好走のポイントはどんなところでしょうか？

藤：先ほど言ったように2000mの競馬では、色んなことが原因でおそらく走らなかったと思うんですけれど、血統的にデビューした頃から、お母さんがオークスを勝っていて長いところは大丈夫。ダービーも意識していた馬なので期待しています。