【安田記念】岩田自信!「不安材料は一切ない、世界のカナロアの走りを」

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2日(日)に行われる安田記念(G1)に出走予定のロードカナロア(牡4、栗東・安田隆厩舎)に騎乗する岩田康誠騎手の一問一答は以下の通り(29日(水)、最終追い切り後)。

-:まず、前走の高松宮記念なんですが、強い内容での勝利となりました。改めて振り返っていかがでしょうか?

岩田康誠騎手:本当に、強い馬が強いレースをした、というレースでしたね。

-:岩田騎手は乗られてからあれが5戦目だったんですが、一戦、一戦の新しい強さの発見みたいなものはいかがですか?

岩:本当に堂々としているというのもありますし、乗っていてドッシリした走りをしているなと思います。

-:今更ですが、改めてセールスポイントみたいなものを教えてください。

岩:普段は凄くおっとりしているんですが、レースに行ったら自分自身で気持ちをチェンジしてくれるんで。何の不安もないです。

-:前走後、厩舎と状態のお話などはされていますか?

岩:「高松宮記念から順調にきている」ということも聞きましたし、今日、追い切った感じでも、状態はキープしているなと思います。

-:それが一番伝わってきたもの、ああ大丈夫だな、と思わせたところはどういったところでしょう?

岩:馬の元気さですかね。

-:相当、元気ですか?

岩:もう、今日のコースでも道中、結構気持ちがオンになってたんでね。凄く反応が良かったと思います。

-:追いかけて、追いついて、1馬身の先着でした。この交わすときに伝わってくる力みたいなものはいかがですか?

岩:ちょっと下が緩かったんですけど、馬自身はケロッとしてましたし、順調だと思います。

-:今度は前走の1200mから、新しい境地、1600mということなんですけど、このあたりが注目されています。岩田さん、どういうふうにお考えでしょう?

岩:ボクも初めての経験ですし、カナロア自身も久しぶりの1600mなんですけど、阪急杯でああいうレースもできましたし、あと1ハロン長くなるだけなんでね。それをゴールから逆算してレースを組み立てたいなと思います。

-:東京の1600m、どういったところがポイントとお考えなんでしょう?

岩:まあ折り合いにしてもそうですし、位置取りにしてもそうですし、この馬自身がどこからでも対応できるのでね。枠順なり、展開なりっていうのは自分自身で組み立てられる馬なんで、不安はないと思います。

-:1400mの勝ちっぷりからすると、岩田さんの中でも、1200mでも、1400mでも、1600mでも殆ど変わらないぞ、という思いは強いんですか?

岩:距離の壁を、みんな不安視していると思うんですけどね。ボク自身は関係ないと思いますし、世界のカナロアということを見せたいなと思います。

-:1200mで世界も獲りました。やっぱり距離が変わっても、強さは変わらない。私たちの期待に応えてくれそうですか?

岩:そうですね。不安材料は一切ないと思います。

-:今回、ロードカナロアの参戦もそうですし、他のメンバーも非常に多士済々で、私たちは楽しみなんですけど、岩田さんはメンバーをご覧になっていかがでしょう?

岩:ホントに結構揃ってるんでね。まあ相手云々より、この馬自身のレースをすれば結果はついてくると思います。

-:今日、「下が悪かったけれども大丈夫だった」ということなんですが、レースで今まで極端な道悪はないんですが、そのあたりは大丈夫ですか?

岩:そうですね。まあパワーがあるんでその辺は全然大丈夫だと思います。

-:それでは、ファンの皆さんに今回の意気込みをお願いします。

岩:はい。世界の走りを見てください。