【安田記念】ダークシャドウはブリンカー装着+水曜追いのスパイス

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29日、日曜東京11レース・安田記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、大阪杯5着のダークシャドウ(牡6、美浦・堀厩舎)は、戸崎圭太騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.6-51.2-37.3-12.4をマークした。

【堀宣行調教師のコメント】
「春シーズンのG1は天皇賞と安田記念と宝塚記念ですが、その3つを相対的に見て安田記念を目標に選びました。

前走は強いメンバーとの対戦でしたが、先行すると少し甘くなるなと思いました。関西圏への輸送と戻ってくるときの輸送で体が減ったので、レース後は山元トレセンでリフレッシュしてからまた調整をしてきました。
この中間も、特にマイル戦を意識して調整してきたということはありません。厩舎のパターンとしては木曜日に追い切りますが、少し反応が鈍い感じがしましたし、目標のG1で少し体を絞りたいと思っていたので、一日早めて強めの追い切りをすることにしました。
ブリンカーを着けた状態での反応も見たかったので、ジョッキーにも強めにやってほしいと指示を出しました。時計も出ていますし、動きも良く、状態に問題はありません。競馬ではずっとチークピーシズを着けてきてフレッシュさが無くなってきたので、強めてもいいかと思ってブリンカーを着けてみました。ただ、レースで着けるかどうかは慎重に考えたいですね。

ゲートで出遅れると良くないので、明日ブリンカーを着けてゲート練習をしてから決めようと思っています。以前はトモがしっかりしていなかったので、馬のリズムを優先した位置取りで競馬をしていましたが、福永騎手が上手に教えてくれたおかげで、去年の札幌記念でも良い位置を取りに行く競馬が出来ましたし、マイルにも対応出来ると思います。東京コースの適性は高いですし、チャンスのある馬で挑戦出来るので期待に応えたいです」