【安田記念】ウィリアムズ「勝てれば他のG1にはない喜びが」

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2日(日)に行われる安田記念(G1)に出走予定のヴィルシーナ(牝4、栗東・友道厩舎)に騎乗するC.ウィリアムズ騎手の一問一答は以下の通り(29日、最終追い切り後)。

-:ヴィルシーナは前走で初めてG1を獲ったわけですが、その時は同じレースに騎乗されていました。ヴィルシーナの印象はいかがでしたか?

C.ウィリアムズ騎手:ヴィルシーナが人気を集めていたのも知っていますし、過去にはジェンティルドンナという凄い馬と走って好勝負をしていることから良い馬だなと感じています。

-:今回、初めて騎乗されるわけですが、友道調教師からはどのようなお話がありましたか?

C:まずは「調教でどういう感じかを確かめながら乗って欲しい」と。「一杯に追ったりするのではなく、感じを掴んで欲しい」という指示でした。

-:追い切りも終わり、感触の方はいかがでしたか?

C:もちろん乗った感じは良かったですし、何というか……、ファイターという部分を持った馬ですし、非常に良かったです。

-:追い切り後に友道調教師とはどういう話があったのでしょうか?

C:最初に申し上げたように感じを掴んで欲しいということで乗ったんですけど、「どんな感じだったか?」と聞かれ、良かったです。と特に変わった会話は無かったです。

-:ジョッキーからご覧になって、今の状態はどういうふうに感じられますか?

C:今まで惜しいレースが続いてきましたが、ヴィクトリアマイルを勝ったことで馬自身が自信を持ったと思うし、それが成長だと思うので、また次のG1で発揮されるだろうと思いますけどね。

-:今までの成績を振り返ると東京の芝1600mを得意にしているようですが、実際に跨った感じとしてはいかがですか?

C:次ももちろん勝って、3戦3勝にしたいですね。

-:メンバーをご覧になって作戦などといったものは思い描いていますか?

C:ある程度のメンバーは見ています。今回は香港から2頭が来ますし、どちらもチャンスがあるだろうと言われています。日本にもスピードがあって逃げ切れる馬もいるのでレベルが高いと思います。

-:高いレベルの中で勝つためには何が必要なのでしょう。

C:今日の段階では枠順も出ていませんし、馬場のコンディションにもよります。そういうった条件が出た段階で予測もできるだろうし、作戦も考えられるかなと思います。

-:枠順や馬場状態は大きなウェイトを占めますか?また希望はありますか?

C:作戦なので現時点ではまだあまり言いたくないんですけど、自分の認識として安田記念はインターナショナルレースとして世界でも高いレベルにありますので、海外から乗りに来ているからには勝ちたいですし、勝つことができたら他のG1にはない喜びもあると思うので、頑張って勝てるようにしたいですね。

-:改めて意気込みをお願いします。

C:とにかく勝ちたい!それだけですね。