東京新馬は10番人気・トーセンシルエットVで波乱の幕開け

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13年6月1日(土)、3回東京1日目5Rでサラ系2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、江田 照男騎手騎乗の10番人気・トーセンシルエットが優勝。勝ちタイムは1:24.2(良)。

2着にはクビ差で1番人気・デスティニーラブ(牝2、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には2番人気・ホトトヤエ(牝2、美浦・矢野英厩舎)が続いて入線した。

レースはパンテラネグラが引っ張る平均ペースを、トーセンシルエット、ホトトヤエらが即座に追走。直線では余裕の手応えでホトトヤエが抜け出したが、その後ろからトーセンシルエットが追撃。ジワジワと交わしにはかったところにデスティニーラブも追い込み。ゴール前は接戦になったが、しぶとくトーセンが差しきった。

勝ったトーセンシルエットの馬主は島川 隆哉氏、生産者は日高の有限会社 エスティファーム。馬名の意味由来は「冠名+輪郭」。

1着 トーセンシルエット(江田照騎手)
「怖がりな気性で、馬運車に乗せるのに何度も練習した馬。やはりゲート入りを嫌がったね。でも、スタートは速く、道中は上手に走れた。体の使い方がいいから、終いもよく伸びたよ。いい勝ち方だった。距離はもう少し延びても大丈夫」

2着 デスティニーラブ(田辺騎手)
「最後は手応えがなかったのですが、よく伸びましたね。気が良く、初戦向きのタイプです。でも、これで落ち着きが出たら、もっと走れますよ」

3着 ホトトヤエ(蛯名騎手)
「追い出しを待つ余裕があったのに、伸び切れなかったね。まだトモがしっかりしていない。性格がいいし、使いながら良くなるだろう」

4着 コスモドーム(松岡騎手)
「スタートが速いし、一瞬、おっと思わせた。周りを気にしたりする若さが解消すれば、すぐ勝ち負けになる」

9着 ドリスバローズ(戸崎騎手)
「攻め馬の感触では気が良すぎるくらいだったのに、レースでは逆に進んでいかなかった。非力ですが、フットワークがいい馬。変わってくると思いますよ」

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トーセンシルエット
(牝2、美浦・菅原厩舎)
父:トーセンダンス
母:トーセンビレッタ
母父:スウェプトオーヴァーボード


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