JC、朝日杯勝ちのローズキングダムが引退、今後は種牡馬に

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引退が明らかとなっていたG1馬・ローズキングダムは、種牡馬入りを前提に6月5日(水)に競走馬登録を抹消。引退することが決定した。

ローズキングダムはデビュー戦でヴィクトワールピサを降して、新馬勝ち。そこから、東京スポーツ杯2歳ステークス、朝日杯FSと3連勝で一気にG1制覇。3歳時もダービーで2着、ジャパンカップで2位入線の繰り上がりで1着と、世代を超越した活躍をみせ、「最強世代」と呼ばれた同世代の中でも卓越したパフォーマンスをみせていた。

「バラ一族」と称される名門ファミリーの出身で、G1で2着3度の母・ローズバドに代表されるように、一族にとって悲願のG1制覇を成し遂げたことでも注目を集めた。なお、種牡馬としての繋用先は未定。

馬主はサンデーレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「バラの王国」。

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ローズキングダム
(牡6、栗東・橋口厩舎)
父:キングカメハメハ
母:ローズバド
母父:サンデーサイレンス
通算成績:26戦6勝
重賞勝利:
10年ジャパンカップ(G1)
09年朝日FS(G1)
11年京都大賞典(G2)
10年神戸新聞杯(G2)
09年東京スポーツ杯2歳S(G3)